出版社内容情報
妹尾 堅一郎[セノオケンイチロウ]
監修
音羽電機工業「雷写真コンテスト」[オトワデンキコウギョウカミナリシャシンコンテスト]
著・文・その他
内容説明
冬にもかみなりが多い地域はどこ?飛行機にかみなりが落ちるとどうなる?ふしぎなかみなりの世界をのぞいてみよう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
198
お昼なのにどんどん辺りは暗くなって、苦手なものが少しずつ近づいてくる。望んでもいないのにゴロゴロバリバリ。大空が光ってから耳を押さえる暇もなく雷鳴が響く。早く去ってほしい、みんなそう思っている。家や車の中は安全だっていうけど、雷の光は地上や海に落ちるだけではなく、雲と雲の間を行き交ったり、真横に進んだり、木の根みたいに細かく広がったり、飛行機に落ちることもあるんだ。夜が明けると大木を切り裂いていたりする。昔の人はこの景色を恐れていたのかな。地球が怒ってしまったと。夏休みに最適な不思議だらけの自然科学絵本。2023/08/12
ぶち
79
雷の写真が見事だという読友さんのレビューに魅かれました。雷が落ちる決定的な瞬間をとらえた写真は恐ろしくも美しいです。掲載されているのは、そんな凄い写真ばかりです。それもそのはず、雷対策の専門メーカーである音羽電気工業株式会社が開催してきた雷写真コンテストの入賞作品ばかりなのですから。雷写真コンテストの目的は、一般の人が雷に興味を持ち、自然の脅威や偉大さを感じていただくことだそうです。この写真集も見事にその目的を果たしています。巻末の解説ページも雷への対処方法や雷のQ&Aなど、役立つ情報もいっぱいです。2025/03/22
yomineko@ヴィタリにゃん
64
美しい。雷鳴は怖いけど、稲光は非常に美しい。雷写真コンテストの迫力ある画像。怖いけど、好き!避雷針がとりあえずは守ってくれるが、直撃すると木は倒れ人は死ぬ⚡美しいものには棘がある。2025/03/23
ぶんこ
55
あっという間に読み終わってしまう短さですが、内容は素晴らしい!雷対策の会社が日本に1社だけ。しかも株式会社というのに驚く。その会社が毎年おこなっている「雷コンテスト」の入賞作なので、迫力が違います。実に美しい。雲と雲の間にも雷は進む。遠くのかみなりは「ゴロゴロ」近くの雷は「バリバリ」と音も違う。知らないことが多い雷。火山でも雷発生。怖いけど魅了される雷。しかし雷で写真絵本が出来るのが素晴らしい。音羽電気工業さん、ありがとう😊2024/10/04
ポチ
50
一瞬の稲妻を捉えた写真の数々。雷写真コンテストで入賞しただけあって迫力が凄いし怖くなるくらい綺麗。2024/10/07