三国志 〈第22巻〉 蜀呉の死闘

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  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784267017827
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

石兵八陣。孔明、たくみに八陣図を布く
魏では重臣たちの画策により、献帝に譲位をさせて曹丕が帝位についた。玄徳も蜀皇帝となり、魏に対抗する。
玄徳は孔明や重臣たちの反対を押し切って呉討伐の兵を挙げるが、出陣直前、張飛が臣下に裏切られ、はかない最後をとげた。
玄徳のもとに関羽と張飛の息子、関興と張苞が馳せ参じ、蜀軍は連戦連勝を続ける。
呉では陸遜が大都督に抜擢される。陸遜は徹底した持久戦で、東南の風を待ち、玄徳の布陣を火攻めにした。
玄徳は白帝城に逃げ込むが、蜀兵の多くを失った心労がたたり、孔明に後事を託して世を去った。
玄徳亡き後、孔明は劉禅を皇帝の位につけた。

目次:
新帝/蜀皇帝/張飛の最期/張苞と関興/腕くらべ/連戦連勝/三虎逝く/快進撃/仇の片割れ/霊に捧ぐ/若き総司令/持久戦/火攻め/石兵八陣/魏呉攻防戦/玄徳没す
三国志関連地図
三国志通講座21「一喝」井波律子(国際日本文化研究センター教授)
劉備玄徳は女だった 横内謙介(劇団扉座主宰、劇作家、演出家)
特集飯田市川本喜八郎人形美術館

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kagetrasama-aoi(葵・橘)

29
「三国志」第二十二巻。『蜀呉の死闘』張飛の最期はあっけないなぁ…。知ってましたけど、もう少しどうにかならなかったかなぁ。そしてこの巻で劉備も……。いったん区切りかなぁ。2023/03/08

くぅ

26
ひと時代終わった感じ。人だからいつかは死ぬんだけれど、なんだか祭りの後のよう。多くは子をなし巡ってゆくのわけで若いチカラも感じるのだが、それでもずっと追いかけてきたからこそ寂しさを感じる。2020/06/24

Squirrel

14
今巻では張飛、劉備が残念なことに。特に劉備については、あだ討ちがメインになってしまい、冷静さを欠いていた。劉備は戦国の世を勝ち進んでいくリーダーとしての才はなかったように思う。ここまできたのは、ひとえに周りの人たちのおかげ。でも、周りの人たちがついていこうと思わせるものを持っていたのも確か。平安な世の中だったら、とてもいいリーダーとなっていたことと思う。さて、三国志の物語のピークも過ぎたのかなぁと思いながら、次の巻へ進みます。2011/05/19

今日は決算前

4
◎ 横山光輝による漫画三国志。この巻は、劉備による関羽弔い合戦の顛末が描かれている。その中で、多くの英雄達が次々と亡くなっていく。その内の一人張飛もその一人である。三国志演義の主人公の一人劉備が亡くなり、一時代が終わった。この後の三国志演義の主人公は諸葛孔明である。多くの英雄達が亡くなる一方で関興、張苞等の若い力も育っている。孔明と蜀の行く末はいかに。【図書館本】2022/01/18

みのにゃー

3
張飛!劉備!!しかし物語は非情にも続く。2015/12/01

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