出版社内容情報
東京の地下に広がる巨大な街・地下迷宮街。
地下道のどこからでも入ることができ、悩みを抱える者、陽の下に居辛くなった者が迷い込むという。
そして街の中には、見惚れるほど美しい魔女が営む、不思議な力を持ったレトロな雑貨を売る店があるらしいが……。
魔女は心の暗がりを包み込み、人々に光射す未来への縁を紡いでいく。
蟠りを抱える人々と昔懐かしいレトロな魔法の雑貨が織りなす、ちょっぴりダークであたたかな連作短編集。
惑い悩むあなたの心の影にもきっと明かりが灯ります。
【目次】
内容説明
東京の地下に広がる巨大な街・地下迷宮街。地下道のどこからでも入ることができ、悩みを抱える者、陽の下に居辛くなった者が迷い込むという。そして街の中には、見惚れるほど美しい魔女・蓮華が営む、不思議な力を持ったレトロな雑貨を売る店があるらしいが…。蓮華は心の暗がりを包み込み、人々に光射す未来への縁を紡いでいく。蟠りを抱える人々と昔懐かしいレトロな魔法の雑貨が織りなす、ちょっぴりダークであたたかな連作短編集。惑い悩むあなたの心の影にもきっと明かりが灯ります。
著者等紹介
蒼月海里[アオツキカイリ]
宮城県仙台市生まれ。日本大学理工学部卒業。元書店員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しんごろ
132
悩みを抱える者、陽の下に居辛くなった者が、東京の地下道のどこからでも東京の地下に広がる巨大な街の地下迷宮街に入れるというか迷い込む。地下迷宮街は、怪しげであり、陽を浴びたくない者やろくでなしも多い。そんな街の中にある魔女の蓮華が営む雑貨店の幻想堂。レトロな魔法の雑貨を売り、迷える人達の道標を示してくれる。最初はモヤモヤする話だったから、こんな話ばかりなのかなと思ったけど、しっかりラストは蒼月海里氏らしい素敵な終わり方。ダークなファンタジーから、一気にオレンジの光が灯ったファンタジーな物語だった。2025/10/29
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