出版社内容情報
飲茶[ヤムチャ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
harass
53
レビュから。この著者のこれはチェックしていなかった。スマホ時代では知識の比重が低くなってしまうが、各自の体験、経験が重視されるのではないかという著者。人生は細かな経験の積み重ねであり、知識として知っているだけの経験ではなく、実際に漫然とではなく、深く味わいつつ体験することをすすめる。個人的に思っていたことの文章化であり、一気に読み終えた。巻末に体験リストがあり、まだまだ未体験のモノが大量にあることに気がつく。おすすめ。2023/12/16
本詠み人
39
初読の著者さん。元々、たくさんの体験をするために今生に生まれてきた…と思っていたのに、確かに思い返せばしっかりとその体験を味わい尽くせたのか疑問に思えた。「薄ぼんやりとした人生」からの脱却をはかりたい。注意深く厳かに✨心して体験を増やしていこう💪2021/10/11
re;
29
体験の哲学って命名が素敵。体験とは、それ即ち私そのもの。体験を味わうために、しっかりと準備したり、心を研ぎ澄ませたり。体験をする時に漫然とそれを享受するのは短い人生あまりにもったいないと改めて。飲茶氏らしいただボールを投げるだけではなく、きとんと実行を促すためのチェックリスト付き。その考え、なかったなぁ。視覚可することでやったことないことだらけの人生が浮き彫りになるのが面白い。これを読んだその時から、新しい冒険をすることが楽しくなる、冒険をしてみようと思わされる一冊。2023/12/12
りょうみや
28
著者の本はおもしろく何冊か読んでいる。今回は文字数が少なくすぐ読み終わる。内容は人生は体験の束、人生を意識的によく味わえということに尽きる。体験といっても特別のものではなく、日常的な体験のチェックリストが巻末にあり、それの活用の仕方が後半を占める。西洋哲学と東洋哲学(マインドフルネス)がうまく混ざっている。2021/08/23
ちさと
26
人生とは体験の束である。体験の質を向上させれば人生の質も向上する。本書は「知らず知らずのうちにぼんやりとした人生を送っている問題」を解決するために、体験の質に対して自覚的に過ごす事を推奨するもの。これまで著者の上梓された本は人に勧めるくらい大好きだったんですけど、期待が大きかったせいか本書はいまいち、、帯を読めばそれがだいたい全てな内容、、でした。2022/11/04