出版社内容情報
『クマと森のピアノ』待望の続編!人生において大切な何かを気づかされてくれる翻訳絵本。
内容説明
バイオリンひきのヘクターと、イヌのヒューゴは大のなかよしです。ある真夜中、ヒューゴがヘクターのバイオリンをひいていて…。楽しいときも、かなしいときもいつもいっしょに過ごしてきた友だちどうしの心あたたまる物語。『クマと森のピアノ』続編。
著者等紹介
リッチフィールド,デイビッド[リッチフィールド,デイビッド] [Litchfield,David]
イラストレーター。イギリスのベッドフォードシャー生まれ。雑誌・新聞の挿絵や装画、Tシャツのイラストなどを手がける。デビュー作『クマと森のピアノ』(ポプラ社)は、2016年にウォーターストーンズ児童書賞(絵本部門)受賞、第11回MOE絵本屋さん大賞2018第10位入賞
俵万智[タワラマチ]
歌人。大阪府門真市生まれ。早稲田大学在学中に短歌を始める。第一歌集『サラダ記念日』(河出書房新社)で第32回現代歌人協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
192
表紙とタイトルに魅かれ、俵 万智、翻訳ということで読みました。絵もストーリーも素敵で、バイオリンの音色が聴こえてきそうです♪♪♪ 小さな子供から大人まで楽しめます♬2019/11/11
yanae
64
お気に入りさんが「クマと森のピアノ」の続編があるよと教えてくれて、本屋さんで発見♡迷わず手に取りました!こちらも素敵な絵本。クマともちろん出てきます。売れないバイオリン弾きにはイヌの友達が。バイオリンを諦めた彼は、友達のイヌにバイオリンの才能があることを知ります。離れていても友達は友達。心が暖かくなる素敵なお話でした♡俵万智さんの翻訳、素敵♡2019/11/10
とよぽん
59
『クマと森のピアノ』の続編。これも素敵な表紙と見返し。なつかしいクマのブラウンに再会できた。ヘクターの心のどこかがキュッと痛む場面にこちらもキュッとした。でも、犬のヒューゴはバイオリンを教えてくれたヘクターのことをずっと思っていた。ラストはキュンとする。2021/03/20
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
48
才能に嫉妬し紆余曲折あったが、バイオリン弾きのヘクターと犬のヒューゴのかたい絆の強さにホッとした。絵が幻想的。2021/06/26
ぶんこ
37
あっという間2読み終わってしまうのが惜しいような素敵な絵本。前作のクマさんが「ブラウン楽団」の団長さんとなっていて、動物だけの楽団で世界をまわっていました。歳をとってバイオリンを弾かなくなったおじいさんと、おじいさんのバイオリンを聴くのが大好きだった犬との心温まるお話。クマさんは故郷の森に帰ったけれど、楽団を立ち上げて世界を演奏してまわることは続けていたようです。森のお仲間さんも応援しているのでしょう。まだまだ続編があるといいなぁ。2019/11/19