出版社内容情報
どうぞこの本を手に取って、クラシックの世界の中へと踏み込んでみてください。先は急がなくてもいいのです。ゆるゆると散策するつもりで。飛ばし読みでも大丈夫です。そして、気になる作曲家、作品、演奏家がいたら、聴いてみてください。そして、「あなたの美」を見つけてください。
クラシックは縦横の線だか表のようなものだと思ってください。縦線は作曲家や作品、横線は演奏家です。作曲家がいなければ、音楽は生まれません。しかし、演奏家がいなければ、現実の音として聞こえてきません。作曲家と演奏家の絡み合いにこそが、クラシックの楽しさであり、ややこしさであります。どちらに興味をひかれてもいいので、おもしろそうだと思ったら聴いてみる、ただそれだけを考えればいいのです。
(「はじめに」より)
内容説明
クラシックの基本がぜんぶわかる!本場でのコンサート鑑賞、経験豊富な著者がやさしく解説。
目次
第1章 クラシックとは、どんな音楽か?
第2章 クラシック音楽の「聴き方」
第3章 クラシック音楽の「種類」
第4章 楽器の話
第5章 クラシック音楽の作曲家たち―その1 宮廷から市民へ
第6章 クラシック音楽の作曲家たち―その2 「国民」から「現代」へ
第7章 代表的な演奏家たち
著者等紹介
許光俊[キョミツトシ]
1965年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部美学美術史学科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了、同博士課程中退。横浜国立大学教育人間科学部マルチメディア文化課程助教授を経て、慶應義塾大学法学部教授。近代の、文芸を含む諸芸術と芸術批評を専門としている。コロナ以前には頻繁にヨーロッパを訪れ、現地でのコンサート体験は数知れず。日本有数の海外コンサート通として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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