出版社内容情報
「15分で1万円のバイトに興味はありませんか?」笑わない美少女水品さんに誘われて、僕はある仕事を始めた。青春ミステリー!「15分で一万円のバイトに興味はありませんか?」
クラスでも目立たない男子高校生・駒田に、
笑わない美少女、水品さんが声をかけてきた──
謎めいた展開に思わず一気読み!
涙のラストが待ち受ける、感動の青春ミステリ登場!
第7回ポプラ社小説新人賞<特別賞>受賞作
駒田悟理は、子どもの頃の出来事がきっかけで友達をつくらなくなり、学校でも目立たない存在の男子高校生。ある日、久しぶりに登校してきたとなりの席のクールな美少女、水品さんが、ひそかに声をかけてきた。「15分で一万円のバイトに興味はありませんか?」
思わず興味アリと答えた駒田が指示されたのは、電車に乗って席に座り、雑誌を読むこと。後日、その仕事の本当の目的に気が付いた駒田は、水品さんの変わった仕事を手伝うことになり、決して笑わない彼女の秘密にも近づいていく。
悪意のない集団の行動が人を傷つける現代社会特有の問題に触れ、またその流れを変えていくこともできるという勇気をも描いている、優しい青春ミステリー。
プロローグ 5年前、俺の一人称が「僕」だった頃
1章 座っているだけの簡単なお仕事です
2章 道を訊くだけの簡単なお仕事です
3章 大騒ぎするだけの簡単なお仕事です
エピローグ 季節は巡って、奇跡も巡る
カバーイラスト 爽々
隙名 こと[スキナコト]
著・文・その他
内容説明
クラスでも目立たず友達のいない男子高校生・駒田に、となりの席のクールな美少女、水品さんが、ひそかに声をかけてきた。「15分で1万円のバイトに興味はありませんか?」水品さんが決して笑わない理由と、怪しい仕事の真の目的は…?傷ついた過去やトラウマを持つ二人が出会い、ある仕事を経て次第に立ち直っていく、ミステリータッチの優しい青春ストーリー。第7回ポプラ社小説新人賞“特別賞”受賞作!
著者等紹介
隙名こと[スキナコト]
『「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。』で第7回ポプラ社小説新人賞“特別賞”を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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徒花
ami*15
よっち
itoko♪
IRIE