出版社内容情報
うつ病の著者がフラフラの体を引きずって、うつから立ち直った人に会いに行った。回復へのヒントと希望に満ちたインタビュー集!
うつ病からの回復のヒントと、
希望が詰まったイラストエッセイ。
うつ病闘病中でありながら、ネット上でうつの回復を促す会社「U2plus」を起ち上げた著者が、
うつ病を経験し苦しみつつも、なんとか社会生活を送れるようになったOBたちの元を訪れる。
発症するまでの経緯から症状が出ているころのリアルな記録と、社会復帰までの過程をインタビュー。
☆読者の感想
・うつ病中なのに、積極的な行動に出ている方々が本当にはげみになりました(40代・女性)
・あの頃、こんなサイトがあったらどんなに心強かったか。素晴らしい活動だと思います(20代・女性)
・心強い内容で興味深く読みました。「治るんだ!」と信じて私も頑張りたいです(40代)
・うつの人にも、うつを支えてる人にも、きぼうが持てる内容になっていました(30代・女性)
・生の声が聞けて、とても温かかったです。こういう声を探していました。(30代・女性)
◇はじめに
◇1人目 33歳男性コンサルタント・昌弘さん
「ある日会社でカップラーメンを食べようとしたんですが、
なぜかカップラーメンの作り方がわからないんです――」
◇2人目 27歳女性看護学生・千明さん
「その先に向かうものというのが想像できなくて、
これからどうなるかわからない不安も……不安が、すごく強かったですね」
―――コラム1:年末年始やGWは、心療内科の営業日を確認しよう!
◇3人目 18歳受験女子高生・ヒカルさん
「黒髪とすっぴんで外に出ると、周りの人から笑われているような
気がしてきて……素のままの自分をさらすのがとても恐ろしく感じます」
◇4人目 24歳就活女子大生・木本さん
「「ただひとつの正解」を選ばなきゃっていう思いがなくなったんですよね。
――いろんな大人に相談すれば「正解」にたどり着けると思っていたんです」
―――コラム2:今までできていた当たり前のこと
◇5人目 38歳メーカー技術職・小日向さん
「やっぱり大きいなと思ったのは、
リワーク施設で一緒にがんばっていく仲間がいたことです」
◇6人目 58歳主婦・池田さん
「今日洗濯しなくても、明日でいいって
思えるようになったのは大きいです」
―――コラム3:恋人がうつ病になったときにどうするか・その1
◇7人目 29歳男性起業家・安田さん
「自分がマネジメントをしていく上では、
うつ病になったことが活きているかもしれない」
◇8人目 26歳元ガングロギャル・エリカさん
「周りが盛り上がっていくのに、私はどんどん冷静になっていくんですよ。
――なんですかね、あの、取り残され感」
―――コラム4:恋人がうつ病になったときにどうするか・その2
◇9人目 50歳男性DTP技術者・米倉さん
「それまでは本当に、死んじゃおうと思っていたので。
だからお金も使えちゃったんです」
おわりに
内容説明
今なおうつ病の著者が、フラフラの体を引きずって会いにいった9人の記録!回復へのヒントと希望が詰まったインタビュー集!
目次
OB1人目 33歳男性コンサルタント・昌弘さん
OB2人目 27歳女性看護学生・千明さん
OB3人目 18歳受験女子高生・ヒカルさん
OB4人目 24歳就活女子大生・木本さん
OB5人目 38歳メーカー技術職・小日向さん
OB6人目 58歳主婦・池田さん
OB7人目 29歳男性起業家・安田さん
OB8人目 26歳元ガングロギャル・エリカさん
OB9人目 50歳男性DTP技術者・米倉さん
著者等紹介
東藤泰宏[トウドウヤスヒロ]
1981年神奈川県生まれ。IT業界で働くうち、過労のためにうつ病となる。1年半のうつ病ニート時代を経て「ゆううつ部」(ブログ)を開設。2011年にスカイライト社主催の「起業チャレンジ2011」で最優秀賞を獲得。その賞金300万円で起業。仲間を集め、2012年1月に認知行動療法をウェブで行う「U2plus」を公開。現在もうつ闘病中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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