出版社内容情報
思い出の絵本とともに、おとなになっても大切にしたい「こども」の感覚を描く、コミック&エッセイ。
今も覚えてる。
こどもの頃の、小さな気持ち。
おとなになっても、だいじな気持ち。
思い出の絵本とともに
おとなのなかの「こども」を描く
人気作家のコミック&エッセイ!
こども時代の夢を叶える!
イラストルポ「絵本の国チェコへ」も収録
内容説明
今も覚えてる。こどもの頃の、小さな気持ち。おとなになっても、だいじな気持ち。思い出の絵本とともに、おとなのなかの「こども」を描く人気作家のコミック&エッセイ。
目次
友達からの手紙
たくさんのルール
ギンダン作り
ちびっこの木
駅前のドーナツ屋さん
なんにでもなれる魔法
もっと小さな気持ち
小さい女の子
ひとりでできた日
誕生日のプレゼント〔ほか〕
著者等紹介
益田ミリ[マスダミリ]
1969年、大阪府生まれ。絵本『はやくはやくっていわないで』(平澤一平氏との共著)で第58回産経児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AKIKO-WILL
115
益田エリさんが小学校の時のエッセイと漫画と絵本が紹介されているこの本!絵本は、20冊紹介されていますが5冊位しか読んでなかったので読んでみたくなりますね。益田さんの小学校時代の話を聞いて自分の小学校時代を思い出すのもよかったです。今の自分がもし過去の小学校の自分に会えるならどんな事を教えるんだろう。きっともっと早くから読書するように!もっと早く海外に行くように言うかもな。2016/05/03
ひめありす@灯れ松明の火
107
あの頃私のポッケに入っていた物。手袋、自転車の鍵、50円玉、友達の連絡先、チューイングガム、ハムスター柄のメモ帳、くしゃくしゃのハンカチ。今の私のポッケに入っている物。職場の鍵、自転車の鍵、定期券、喉飴、王様にゃーの根付、タオルハンカチ。子どもだった私はまだ残ってる。例えばポケットの中、例えば言葉の中、そして大好きな絵本の中のお友達。小さいももちゃん、素敵な三人組、バーバパパ、ぐりとぐら。色々な年代で夢中になった。名前は知っている物も幾つか。会いに行ってみよう。もう子供じゃないけれど、今の私を作って貰いに2014/03/24
mariya926
91
20冊の絵本と子ども時代のことをエッセイと漫画で紹介しています。小学生のミリさんが大人のミリさんに質問していますが、特に「大人はウソつかない?」「つくね。特に恋をすると多かれ少なかれ」「後悔してることある?」「あるある。それが強さになるんだよ」がよかったです。私も知ってる絵本が出てくると嬉しくなりますが、半分は全く知らない絵本でした。これから子どもが大きくなるにつれ色々な絵本を一緒に読んでいくと思いますが、このようなエッセイも面白いですね。2018/01/07
しゅわ
76
【図書館】味のあるイラストが目に付いて、手にとってみました。おとなのなかに残る「こども」のかけらを、思い出の絵本とともに描いたコミック&エッセイです。懐かしい絵本や自分もそんなこと考えてたなぁ~という気持ちがつぎつぎ出てきて、「あった あった」とほのぼのとしました。紹介されていた絵本も知っているものが多く、自分もたくさんの絵本を読んでもらっておおきくなったんだぁ…としみじみ両親に感謝したくなりました。2013/07/07
はる
74
読友さんの御感想から。益田さんが幼い頃に読んだ絵本の思い出を綴ったエッセイ。漫画と文章が半々。紹介される絵本はメジャーな作品ばかりですが、益田さんはこう感じたのかあ。益田さんとは歳が近いので共感するところも多く楽しめました。子供の自分と大人の自分の会話するコーナーがいいですね。短い言葉に込められた想いがなかなか深いです。チェコの旅のエピソードが素敵でした。2017/06/03