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リッツ・カールトンと日本人の流儀―人を動かす「洋の言葉」と「和の心」

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591130537
  • NDC分類 689.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

リッツ・カールトンを退職後は日本各地で人財・地域づくりのサポートに尽力する著者が提案する、ホスピタリティという新しい生き方。

人とつながり
人生を豊かにする
ホスピタリティという生き方。

リッツ・カールトン日本支社長として、
大阪と東京にリッツ・カールトンを立ち上げ、
退職後は日本各地で人財・地域づくりのサポートに
尽力する高野さん。

そんな著者が提案する、
ホスピタリティという新しい生き方。

人生の価値は、社会や身の周りに
どれだけ貢献したかで決まります。
そのために、私たちは何をなすべきでしょうか?
それに対する明確な答えを
「日本人の流儀」として一冊にまとめました。

(あとがきより)

アメリカで出会ったメンターがよく、
「毎日の生活を支えるものは、自らが得たものである。
長い人生を支えるものは、人に対して与えたものである」
と言っていました。

これは、毎日の生活は
自らが働いて得たお金や物で支えていますが、
長い人生は自分が周りの人に与えてきたもの、
すなわちその人の価値はどれだけほかの人に
貢献できたかで決まるということです。

洋の東西を問わず、
人間は人の役に立ち人のために何をし、
どれだけのことができるのかという価値観の下で生きています。
こうしたプロセスを経て、
人は本物の人間になっていくのだと思います。

一所懸命生きていると、
良い方向へ導いてくれる良き人との出会いがあります。
人生の「あみだくじ」に横棒が引かれていきます。
そうして段々と人から「ほっとかれない」人間になっていきます。

そのために、人は一所懸命仕事をし、
生きていくのだと思います。

また、「すばらしい人財」で終わらずに、
「すばらしい人物」と評された人たちの生き様からは
実に多くのことを学ぶことができます。

坂本竜馬や白洲次郎を
「すばらしい人財」とは言いません。
人財は、ある組織やある分野において
有用な能力や知識を持っている人です。

人物は、その人の人柄、生き様、
人としての在り様すべてひっくるめ、
人間として高いレベルに達したと認められたとき、
はじめて使われることばなのです。

第一章

内容説明

人生の価値は、社会や周囲にどれだけ貢献したかで決まる。そのために、今日から私たちは何をなすべきか?リッツ・カールトンで「サービスの真髄」を体得し、日本各地で人財・地域づくりのサポートに尽力する著者が伝えるホスピタリティとリーダーシップ。

目次

第1章 リッツ・カールトンに伝わる「仕事の流儀」(リッツ・カールトンの願い;もてなすとは、「何を以て、何をなす」 ほか)
第2章 人を動かす「トップの流儀」(自分で自分の人生を組み立てることができる国で;職場で生かした日本人のDNA ほか)
第3章 信頼を育てる「地域で生きる流儀」(大阪にリッツ・カールトンの種をまく;伊那谷で貫かれる年輪経営 ほか)
第4章 グローバル時代に見直す「日本人の流儀」(人生はウェイティング・ゲーム;完成図のないジグソーパズルのピース ほか)

著者等紹介

高野登[タカノノボル]
1953年、長野市生まれ。前リッツ・カールトン日本支社長、人とホスピタリティ研究所所長。プリンスホテルスクール(現・日本ホテルスクール)卒業後、渡米。NYプラザホテル、LAボナベンチャー、SFフェアモントホテルなどの名門ホテルでマネジメントを経験し、1990年にザ・リッツ・カールトン・サンフランシスコの開業に携わった後、リッツ・カールトンLAオフィスに転勤。その間に日本支社を立ち上げ、1994年にリッツ・カールトン日本支社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

14
ラジオで「ホスピタリティって何だろう」を知っているので、借りた。ダンディな方なのですな。気づきのこころ。竹内隆夫先生の自問清掃を思い出した(興味ある人は次を→ http://www2s.biglobe.ne.jp/~hidesabu/)。癒しのホテルを目指す。迎え入れる。人への尊厳ともいえるようだ(34頁)。信頼、誠実、尊敬、高潔、決意の原則(41頁)。僕は決意しても続かないが、このサイトだけは続いている。何が私を駆り立てるのだろうか? 自分もよし、お気に入り登録の方もよし、図書館もよし、の三方よしかな。2014/02/02

じょくぼ

3
新年1冊目として、良い本を選んだと思った。「日本型プロフェッショナリズム」や「おもてなし」を考える上で身になりそうなエピソードや、筆者の見解がたくさん入っているので、読み返すたびに新しいメッセージを受け取れそう。三方よし、ラテラルサービス、感想戦、傾聴(特に現場の声)、雇用は全てを救う、の5つは、特に強く意識してみようと思う。「たとえ最小の成果しか見えなくても、最大の努力を惜しまない」のフレーズは、すごく好き。書初めしたいくらいだが、ちょっと長いか。。。2014/01/04

ご〜ちゃん

2
一緒にいて元気になれる人。勇気や希望を感じる人。夢を見させてくれる人。そういう人にならなきゃ、と思う。2016/05/08

みやすこ

2
★★★★☆ 講演にもイッテキタ2013/04/08

Kazuo Ebihara

2
著者は、リッツ・カールトン日本の元支社長。 NYのキタノホテルを皮切りに、 徐々にキャリアアップし、37歳でSFのリッツへ。 その後、リッツ大阪開業の責任者を務めた。 リッツは、世界一のホスピタリティーと、 クレド(行動指針)を持つホテルだ。 独自のマネジメントと、リーダーシップ、 伝説的なサービス、ミスティーク(神秘性)の数々。 お客様満足のため、従業員が自己判断で、 1日に2000ドルまで使える決裁権が与えられている。 凄いホテルだ。 高野は、欧米流のホスピタリティと、日2012/08/26

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