著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
東京生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。25歳でブラジルに移民して2年間滞在。その体験をもとにしたノンフィクション『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』(ポプラ社)が処女作。その後、童話を書き始め、1984年、『わたしのママはしずかさん』(偕成社)と『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で路傍の石文学賞、1985年、『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞、小学館文学賞、JBBYオナーリスト文学作品賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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吉田あや
76
第二弾も大好きな画家さんでいっぱい。伝統を打ち破るカラフルで元気なあだちなみさんの魔女っ子キャンディ・ボンボン。かわかみたかこさんの怒ると中に引っ張り込まれる厄介な魔法を持つ鏡と機嫌をとるマジコ。コラージュがとても素敵な、相棒であるかたっぽを探すサラ・ファネリさんのハイヒールの魔法使い。魔法に満ち満ちた出久根育さんの森に育つ少女。そして大好きな渡邉良重さんの花と緑の草原に、大きなバラのアーチが芳香をふわりと広げるように立ち昇るミミ・グリーン。幸せな魔法溢れる手紙たち。2020/10/11
はる
70
いつも窓から外を眺めている寂しい女の子。でもある日、そんな女の子の家に魔女からの手紙が届いた…。20人のイラストレーターによる個性溢れる手紙の数々。切手のデザインにもそれぞれのこだわりが(^^) それぞれがどんな世界なのか空想するのが楽しい。おーなり由子さんとどいかやさんの手紙がやっぱり好みです。それぞれの個性を楽しめるけれど、物語ではないので子供たちにはどうかな…2019/02/26
おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…
68
84/100点 角野さんと20人のイラストレーターとの豪華コラボ第2弾。前作と一緒で魔女(今回は小さな魔女)からの手紙という構成。前作が1997年、今作が2008年発行ということで、描かれているイラストのタッチも心なしか現代風?が多い気がします。一番のお気に入りは、"どいかや"さんの「森案内クラブ一同より」ですね。あと、"植田真"さん、"あだちなみ"さん、"はたこうしろう"さんが好みかな。今回も楽しく読ませていただきましたが、前作と比べてコンセプトが分かりにくく、一冊の作品としては前作の方が好みです。 2017/11/04
ぶんこ
51
表紙から可愛くてワクワクしました。20人の画家さんの絵と角野さんの文でポストカードになってます!こんなポストカード貰った「チラリ」ちゃん。いつも窓から外を見るだけだったけど、魔女たちからのお誘いに外へ出ていくようになったようです。切手シールも可愛くて、絵も飽きません。ずっと見ていたくなります。手元に置きたいので注文しましょう。無性に手紙を書きたくなってます。素敵な切手も買いたいな。2019/03/07
ゆのん
45
【絵本】角野さん魔女のお話は可愛らしくて大好き。この絵本の絵は様々な絵本作家やイラストレーター、デザイナー達によって描かれていて楽しい1冊。2552019/08/28