出版社内容情報
敗戦後、神戸の動物園にやってきて、子どもたちに夢と希望をあたえたゾウ。飼育技師としてそのゾウと過ごした日々の物語。
内容説明
敗戦後、神戸の動物園にやってきて、戦後の日本の子どもたちに夢と希望を与えたマヤ子とスワ子。飼育係の著者が、ゾウと過ごした日々の感動の物語。
目次
ゾウが神戸にやってくる
飼育係になる決心をかためる
マヤ子と夜をすごす
懐中電とうにおこったゾウ
マヤ子の訓練をはじめる
ゾウさんのあいさつ
マヤ子となみだの格闘
マヤ子碁盤のりに挑戦
ラッパふきの冒険
マヤ子、こわくなんかないぞ!〔ほか〕
著者等紹介
亀井一成[カメイイッセイ]
1950年、当時諏訪山にあった神戸市立動物園のゾウ飼育係となる。1951年、動物園の移転によって王子動物園飼育技師、学芸員となる。チンパンジーの人工飼育で、日本動物園水族館協会技術賞を受ける。おもな著書に、『動物園は心の学校』(産経児童出版文化賞推薦受賞)(ポプラ社)など
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