出版社内容情報
剣豪・宮本武蔵の生い立ちから、その勝負にあけくれた人生、次第に悟りをひらき内面を深めていく晩年を描く。
内容説明
つばめがえしか、二刀流か。佐々木小次郎との巌流島の決戦をはじめ、生がい六十数回にわたる決闘にいどみ、すべてのたたかいに勝ちつづけた男、宮本武蔵―。その、剣ひとすじに生きたすがたを追う本格伝記物語。
目次
第１章 無敵の少年剣士（目つきのするどい少年；十三歳で初対決 ほか）
第２章 神仏にたよらず勝つ（京都にのりこむ；一乗寺下り松の決戦 ほか）
第３章 武蔵か小次郎か（にせものの武蔵あらわれる；江戸で道場をひらく ほか）
第４章 剣ひとすじの人生（大坂城の宮本武蔵；東へ西へと旅はつづく ほか）
著者等紹介
砂田弘［スナダヒロシ］
１９３３年、朝鮮（現・韓国）に生まれる。早稲田大学仏文科卒業。出版社勤務ののち文筆生活にはいり、創作、評論など幅広く活躍している。おもな作品に『さらばハイウェイ』（日本児童文学者協会賞）ほか多数あり、歴史人物の伝記も多く手がけている
岡本順［オカモトジュン］
１９６２年、愛知県に生まれる。漫画家としてデビューし、現在は絵本や児童書のさし絵の分野で活躍している
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