出版社内容情報
大量殺人から５年。同じ現場で新たな連続殺人事件にまきこまれた凌太は・・・。怪奇な真相を追う本格サスペンス・ホラー。
内容説明
ある日、殺人者は目を覚ます…。衝撃の結末！恐怖は止まらない本格派ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はじめさん
27
小学校の図書室のエース、ズッコケ三人組の著者である那須正幹さんが、ちょっと背伸びしてみたい君たちに贈るサイコ・サスペンス。／ 歳の近い叔父さんと夏のペンションへ泊まりに来た中学生男子。部活の人間関係のストレスも大自然で静養すればと思っていたが、老小説家、OLなどの個性ある逗留客が山荘に集っていた。こんこんと湧き出る泉で、麦藁帽子に白いワンピースの女の子を幻視、やがて山荘は鮮血で染まる…。 ／ ポプラ社レーベルだが、オチがちょっとダーク。グダグダ言う奴を黙らせる、もっとも簡単な方法ーー殺人。その発想、危険！2017/12/20
ツキノ
23
1999年3月発行。那須さんにこんな作品があったのか！と驚き借りてきた本。どういうめぐり合わせか、真夜中に一気読みすることになった。二十三歳で大学生の叔父さんと山の中のペンションに泊まることになった中一の凌太。紅葉平山荘に宿泊する客とオーナー家族とのやりとり、付近の森で目撃した少女、そして死者が…。ホラーミステリー。凌太の最後の強さが救い。（E248-585）2021/10/02
Hidehide
3
残酷だけど何回読んでもおもしろかった
読み人知らず
2
殺意だけが残っていく。 2008/02/01
さえきかずひこ
1
推理小説というよりは恐怖と狂気が主題。オチが凄い………！2008/10/15
