出版社内容情報
12歳の童話作家ナル子のデビュー作が、いよいよ店頭に! 売れ行きを気にするナル子の前でなんとナル子の本を万引きする少女が・・・。
内容説明
童話作家になることを夢みてきた、小学六年生のナル子。出版社へ原稿を持ちこみ、キミョーな編集長に才能をみとめられたはずなのに、いきなりスランプにおちいって…。苦しみながらも取材旅行でピンチをのりこえ、いよいよデビュー作が本屋さんの店頭にならぶのだ!うれしくて、でもちょっとおちつかないナル子。やっぱり気になるのは、本の売れゆきで、ついつい本屋さんをのぞいてしまう。すると、ナル子の本を万引きする女の子を発見して、思わぬ事件に。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書国の仮住まい
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シリーズ4冊目。 タイトルを『夏の合い言葉』と変えたナル子のデビュー作がついに刊行される。 どのように本屋に並ぶのか知りたくて足を運ぶが、そこで自分の作品を万引きする少女を目撃してしまう。 しかもそれはクラスメイトの二見さんだった。 勉強もスポーツも料理もできる彼女だが、実は両親がアメリカに行ってしまって一人で生活している。 クリームシチューは涙の味。2021/11/04
Natsumi
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二見さんの苦悩が分かった2015/07/19
零蒼院 澪
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物語を書くことに興味を持つことになった原典がここにある。 小学生時にこれを読んだか読まなかったかなで、文筆活動に興味を持つか持たないかの分かれ道になると……いや、ここまで言ったら過言になるか。