出版社内容情報
高校地歴・公民科の教員に向けた平和教育の実践書。これまでの国際的な平和教育の実践や平和学・国際関係学などの知見をふまえ、著者の10年間の実践をもとにカリキュラムを提案。高校生が構想する授業づくりを通じて「平和形成力」の育成をめざす。「探究」授業ガイドとしても役立つ。
目次
第1章 「平和学入門」―カリキュラムの概観(大単元の構成;カリキュラム開発の背景;カリキュラム全体の設定)
第2章 カリキュラムの実際(導入部;展開部;まとめ部;後続科目「平和学特講」での学び)
第3章 カリキュラム開発をふり返って(「平和形成力」のエンパワーメントの変化;授業の運営に対する評価;武力紛争宿命論・肯定論への論理的な反駁の形成力;カリキュラム評価のまとめ;課題)
著者等紹介
野島大輔[ノジマダイスケ]
1963年兵庫県生まれ。2022年立命館大学国際地域研究所客員協力研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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