グローバル時代の食と農<br> 国境を越える農民運動―世界を変える草の根のダイナミクス

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グローバル時代の食と農
国境を越える農民運動―世界を変える草の根のダイナミクス

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  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750347455
  • NDC分類 611.96
  • Cコード C0036

出版社内容情報

新自由主義的グローバル化を背景に、国境を越える農民運動はいま新たな様相を帯びている。20世紀初頭から今日にいたるその歴史的・地理的な全景をとらえ、農民運動どうしやNGO、ガバナンス機構など、多様なアクターが織りなす政治的関係を分析する。

 「グローバル時代の食と農」シリーズの刊行にあたって

 日本の読者へのメッセージ

 謝辞



序章 国境を越える農民運動を理解するための枠組み



第1章 国境を越える農民運動の歴史と多様性

 歴史的前例

 栄光の30年?

 20世紀後半における小農の闘争

 TAMと新自由主義の台頭



第2章 国境を越える農民運動内の多様性:階級、アイデンティティ、イデオロギーをめぐる競争

 農民層分解に関する議論と「中農」

 社会階級分化

 TAM内部の階級政治

 ビア・カンペシーナにおける農地問題と「門番役」

 その他のアイデンティティ政治

 イデオロギーの違い

 イデオロギー分裂によるコスト

 結論



第3章 国境を越える農民運動間の階級、アイデンティティ、イデオロギーの違い

 農民層分解とアイデンティティ政治

 イデオロギー

 結論



第4章 国境を越える農民運動の活動領域:国際、全国、ローカルレベルをつなぐ

 異なるレベルのニーズに対するバランス

 抗議活動のレパートリーと手法の拡散

 農に関する知識・知恵の普及と構築

 リーダーシップをめぐるダイナミクス

 「代表権」の二つの意味



第5章 「私たちを抜きにして私たちのことを語るな」:TAMとNGO、援助機関

 TAMとNGO

 TAMと非政府系援助機関

 TAM、NGO、非政府系援助機関の緊張と矛盾

 変化するグローバルな援助複合体とその影響

 結論:組織形態を越えた対立と協働の関係



第6章 国境を越える農民運動と国際機関

 新自由主義、国民国家、そして市民社会の台頭

 制度的空間

 同盟者

 働きかけの対象と対抗相手

 分裂と対立、TAMと国際機関の関係

 結論



第7章 これからの挑戦



 原註

 組織の名称と略称

 訳者解説

 参考文献

ICAS日本語シリーズ監修チーム[アイキャスニホンゴシリーズカンシュウチーム]
監修

マーク・エデルマン[マーク エデルマン]
著・文・その他

サトゥルニーノ・ボラス・Jr.[サトゥルニーノ ボラス ジュニア]
著・文・その他

舩田 クラーセン さやか[フナダ クラーセン サヤカ]
監修/編集

岡田 ロマンアルカラ 佳奈[オカダ ロマンアルカラ カナ]
翻訳

目次

序章 国境を越える農民運動を理解するための枠組み
第1章 国境を越える農民運動の歴史と多様性
第2章 国境を越える農民運動内の多様性:階級、アイデンティティ、イデオロギーをめぐる競争
第3章 国境を越える農民運動間の階級、アイデンティティ、イデオロギーの違い
第4章 国境を越える農民運動の活動領域:国際、全国、ローカルレベルをつなぐ
第5章 「私たちを抜きにして私たちのことを語るな」:TAMとNGO、援助機関
第6章 国境を越える農民運動と国際機関
第7章 これからの挑戦

著者等紹介

エデルマン,マーク[エデルマン,マーク] [Edelman,Marc]
ニューヨーク市立大学ハンターカレッジ・大学院センター教授(文化人類学)。博士(コロンビア大学、文化人類学)。イェール大学准教授を経て1994年からニューヨーク市立大学に在籍。ラテンアメリカ研究、文化人類学、農をめぐる研究(小農研究を含む)の世界的な第一人者。2013年の国連人権理事会「小農と農村で働く人びとの権利に関する国連宣言に関する政府間作業部会」の第1回セッションで「小農」の定義について報告を行っている

ボラス,Jr.,サトゥルニーノ[ボラス,JR.,サトゥルニーノ] [Borras,Jr.,Saturnino M.]
エラスムス大学ロッテルダム・社会科学国際研究所(ISS)教授。フィリピン出身。博士(ISS、開発学)。カナダ聖マリア大学国際開発センター長ならびに助教授を経て、2011年からISSに在籍。Journal of Peasants Studies編集長。フードレジーム論、食の主権、土地収奪などの土地問題、小農運動などの研究や議論をリードしてきた。「研究と社会活動の融合」を掲げ、国境を越える農民運動ビア・カンペシーナの設立に尽力したほか、TNI(トランスナショナル研究所)の研究員も務める。本シリーズの起案者であり、ICASの創設・主宰者

舩田クラーセンさやか[フナダクラーセンサヤカ]
明治学院大学国際平和研究所研究員。博士(津田塾大学、国際関係学)。国連平和維持活動(ONUMOZ)、津田塾大学国際関係研究所、東京外国語大学大学院准教授(2015年まで)を経て現職。アフリカの戦争と平和に関する研究および教育に従事してきたが、2000年より世界の小農運動や市民社会とともに、食と農の問題に取り組み始める。2014年よりICASグループとの協働を始め、日本と世界の研究者と市民社会をつなぐ活動に携わる

岡田ロマンアルカラ佳奈[オカダロマンアルカラカナ]
フリーランス研究者。修士(東京大学大学院、エラスムス大学大学院)。専門はアグロエコロジー、種子システム、生物多様性。米国と日本で在来種保護、都市農業、伝統農法の継承、食料政策形成に関する講演、通訳、執筆を行う。米国カリフォルニア・バークレー在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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