出版社内容情報
法学部生だけでなく大学生全般を対象にした、ワークルール入門にも対応の標準的テキスト。法制度の意義・要件・効果を丁寧に解説するとともに、重要判例を明示的に取り上げるなど理解を深める工夫をした。初版刊行(2019年4月)以降、主には働き方改革関連法の施行にともなう動向や新たな労働立法・裁判例を補訂した。
目次
第1部 労働法の基礎(労働法とは何か;労働者とは誰か、使用者とは誰か;労働法とマルチチュード)
第2部 労働契約法(労働契約の成立と労働条件決定のプロセス;労働者・使用者の権利・義務;労働契約内容の個別的変更;労働契約内容の集団的変更;労働契約の当事者の変動・拡張;労働契約の終了)
第3部 労働保護法(賃金に関する規制;労働時間規制の基礎―労働時間の概念、残業、割増賃金、年休;労働時間規制の現在;労災補償)
第4部 労働組合法(団結権と不当労働行為救済制度;団体交渉権・労働協約・争議権)
著者等紹介
本久洋一[モトヒサヨウイチ]
國學院大學法学部教授
小宮文人[コミヤフミト]
元専修大学法科大学院教授
淺野高宏[アサノタカヒロ]
弁護士、北海学園大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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