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出版社内容情報
地政学的観点から資源をめぐる国際政治動向を学ぶ。「接続性」概念から地政学的経路や障壁を俯瞰したうえで、資源貿易が政治体制や民族問題の構図にどのような影響を与えているのかを考察し、世界で起こっている資源をめぐる争いのダイナミズムを捉える視座を提供する。
目次
地政学の誕生と展開
第1部 資源輸送の壁はなぜ現れるか?(資源地政学と接続性・連結性―体制と民族の観点から;資源地戦略とサプライ・チェーン・ネットワーク―ユーラシア大陸での資源獲得をめぐる地戦略的相互作用との関連で;北極海航路と資源通過―民族問題と資源輸送 ほか)
第2部 民主主義は資源貿易を拡大するか?(中国モデルの「エネルギー民主主義」―中央アジアからの発信;シー・パワーのアメリカのユーラシア大陸資源戦略)
第3部 民族問題は資源を呪うか?(資源地政学から見た中央アジアとアフガニスタン―民族的紐帯がもたらす接続性と混乱;ラテンアメリカにおける資源通過と紛争―ボリビアの天然ガス輸出計画と社会紛争)
資源地政学の今後
著者等紹介
稲垣文昭[イナガキフミアキ]
秋田大学大学院国際資源学研究科講師
玉井良尚[タマイヨシナオ]
岡山理科大学講師・京都先端科学大学講師
宮脇昇[ミヤワキノボル]
立命館大学政策科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。