出版社内容情報
ガルトゥングの平和理論の基礎と全体像がわかる5つの代表的論考の翻訳集。暴力概念の彫琢によって理論構築したガルトゥングが明示する平和学のエッセンスを知ることができるとともに、「平和とは何か」という根源的な問いに対する多くの示唆を得ることができる。
目次
1 積極的平和とは何か
2 暴力・平和・平和研究(導入;「暴力」の定義および諸次元について ほか)
3 文化的暴力(定義;直接的・構造的暴力の分類 ほか)
4 革命の構造的理論(革命の諸条件―いくつかの経験的な指標;行動の対話としての革命 ほか)
5 生き方としてのコンフリクト(コンフリクトの定義;コンフリクトの増加傾向 ほか)
著者等紹介
ガルトゥング,ヨハン[ガルトゥング,ヨハン] [Galtung,Johan]
1930年生。前オスロ国際平和研究所長。現在、平和と開発のためのネットワーク「トランセンド」を主宰。1987年度ライト・ライブリフッド賞受賞。2003年よりトランセンド平和大学(TPU)を主宰している
藤田明史[フジタアキフミ]
立命館大学非常勤講師(平和・紛争論)、日本平和学会会員、トランセンド研究会共同代表、安斎科学・平和事務所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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