ハルキ文庫<br> 覚和歌子詩集

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ハルキ文庫
覚和歌子詩集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758445450
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0192

出版社内容情報

〈静けさは戻るだろう/沈黙が届ける空気のかすかなふるえ/ひそやかなものを受けとめる気持ちが/あなたを誰かに強くつなぐ〉(「空への予言」より)。
わたし、ことば、生きることと死ぬこと、自然、宇宙──詩作だけでなく、作詞や朗読など多彩な活動から生み出される著者の作品は、この世とあの世をいとも簡単に行き来し、軽やかに結びつける。
代表詩「いつも何度でも」をはじめ、いのちを言祝ぐ珠玉の五十九編を収録。

内容説明

“静けさは戻るだろう/沈黙が届ける空気のかすかなふるえ/ひそやかなものを受けとめる気持ちが/あなたを誰かに強くつなぐ”(「空への予言」より)。わたし、ことば、生きることと死ぬこと、自然、宇宙―詩作だけでなく、作詞や朗読など多彩な活動から生み出される著者の作品は、この世とあの世をいとも簡単に行き来し、軽やかに結びつける。代表詩「いつも何度でも」をはじめ、いのちを言祝ぐ珠玉の五十九編を収録。

目次

1(知らない町;もうすこし あとすこし;水のまゆ;ともだちはなぜ;十字路;あるくあるく;むかし ことばは;その木々は緑;真夏の振り子;夕焼けパレード;いのちの名前;はたち;Ginger Girl;くすり指のターニャ;林檎;心の青;フライング スプーン;死にそうな日の笑い方;葡萄の木;眠れる更紗;かりん と かたつむり;夕焼けは星空のはじまり;封印のワルツ;ピエタの椅子;野苺;ひまわり;いつも何度でも;風の丘;ほしぞらと てのひらと)
2(空への予言;むかしはみんなが巫子だった;言葉の領分;春は夢の上;ありったけの夏;秋の質問;ふゆはたまもの;羽虫;うすみどり;夏の理由;ドモ アリガト;実験惑星;走り水;おしっこ;ひとめぐり;さかな;黒水晶の家;希望の双子;このたたかいがなかったら;このたたかいが終わったら;からだ;世界は音;『空気の日記』より;きみがこの詩を書いている;アプローズ;美しいもの)
3(拝啓 陶芸家様;ふたの裏)
エッセイ(川上弘美)

著者等紹介

覚和歌子[カクワカコ]
山梨県生まれ、千葉県育ち。詩人・シンガーソングライター。早稲田大学第一文学部卒業。大学卒業時に前衛ロックバンド「ショコラータ」の作詞でデビュー後、平原綾香、SMAP、夏川りみ、クミコ、ムーンライダーズ、沢田研二などに多く作品提供。シンガーとして、2004年自唱ソロCDアルバム『青空1号』、2010年『カルミン』、2014年『ベジタル』などをリリース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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クプクプ

62
覚和歌子さんは映画『千と千尋の神隠し』や、映画『土を喰らう十二ヵ月』の作詞を担当された方のようです。音楽に強い方のようですが、詩集は物足りなさを感じました。もう少し、文章が尖っていた方がいいように感じました。しかし「空への予言」という詩で、愛はもらうばかりではなく与えるものだ、と書かれていたのは、私に気づきをもたらしましたし「実験惑星」という詩で、自分という人間は宇宙で誰かに観察されている、という表現は、詩人としての、しっかりした感性を感じました。2023/12/30

有理数

10
世間的には、映画『千と千尋の神隠し』の主題歌「いつも何度でも」の作詞者として有名な詩人で、私もそこから名前を知り、この詩集を手に取った次第。やはり「いつも何度でも」は、元々大好きな詩だったためか、ひときわ燦然と輝いているように思えるが、他の詩もどれも美しい。人間の身体を「細胞のつぶつぶ」とか「粘膜」といった言葉で語りながら、宇宙の始まりと彼方、見上げた青空や星空といった、雄大なスケールにまで詩の輪郭が広がる。切り分けられたレイヤーではなく、全て同じ領域に、全てがある。自分がいて、きみがいる。2023/09/16

月音

3
映画館の暗闇で、涙をぬぐいながら聴いた「いつも何度でも」。物語(映像)と旋律(歌声)を取りさり文字だけになると、また違った風景が広がってゆく。生命のことほぎ、未来への夢、希望、祈りの光、甘さもヒリつく痛みも懐かしい遠い日を歌う言葉は優しく、みずみずしい。生まれたての風に出逢ったような気持ちになる。この人は、言葉に魂が宿ること、その力を信じているのだろう。“死”も彼女にとっては“終わり”ではない。「死にきる元気が出たホトケ」の一節には吹き出してしまった。⇒続2023/04/23

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