出版社内容情報
〈静けさは戻るだろう/沈黙が届ける空気のかすかなふるえ/ひそやかなものを受けとめる気持ちが/あなたを誰かに強くつなぐ〉(「空への予言」より)。
わたし、ことば、生きることと死ぬこと、自然、宇宙──詩作だけでなく、作詞や朗読など多彩な活動から生み出される著者の作品は、この世とあの世をいとも簡単に行き来し、軽やかに結びつける。
代表詩「いつも何度でも」をはじめ、いのちを言祝ぐ珠玉の五十九編を収録。
内容説明
“静けさは戻るだろう/沈黙が届ける空気のかすかなふるえ/ひそやかなものを受けとめる気持ちが/あなたを誰かに強くつなぐ”(「空への予言」より)。わたし、ことば、生きることと死ぬこと、自然、宇宙―詩作だけでなく、作詞や朗読など多彩な活動から生み出される著者の作品は、この世とあの世をいとも簡単に行き来し、軽やかに結びつける。代表詩「いつも何度でも」をはじめ、いのちを言祝ぐ珠玉の五十九編を収録。
目次
1(知らない町;もうすこし あとすこし;水のまゆ;ともだちはなぜ;十字路;あるくあるく;むかし ことばは;その木々は緑;真夏の振り子;夕焼けパレード;いのちの名前;はたち;Ginger Girl;くすり指のターニャ;林檎;心の青;フライング スプーン;死にそうな日の笑い方;葡萄の木;眠れる更紗;かりん と かたつむり;夕焼けは星空のはじまり;封印のワルツ;ピエタの椅子;野苺;ひまわり;いつも何度でも;風の丘;ほしぞらと てのひらと)
2(空への予言;むかしはみんなが巫子だった;言葉の領分;春は夢の上;ありったけの夏;秋の質問;ふゆはたまもの;羽虫;うすみどり;夏の理由;ドモ アリガト;実験惑星;走り水;おしっこ;ひとめぐり;さかな;黒水晶の家;希望の双子;このたたかいがなかったら;このたたかいが終わったら;からだ;世界は音;『空気の日記』より;きみがこの詩を書いている;アプローズ;美しいもの)
3(拝啓 陶芸家様;ふたの裏)
エッセイ(川上弘美)
著者等紹介
覚和歌子[カクワカコ]
山梨県生まれ、千葉県育ち。詩人・シンガーソングライター。早稲田大学第一文学部卒業。大学卒業時に前衛ロックバンド「ショコラータ」の作詞でデビュー後、平原綾香、SMAP、夏川りみ、クミコ、ムーンライダーズ、沢田研二などに多く作品提供。シンガーとして、2004年自唱ソロCDアルバム『青空1号』、2010年『カルミン』、2014年『ベジタル』などをリリース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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