数学嫌いのための社会統計学 (第2版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 213p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784589036193
  • NDC分類 361.9
  • Cコード C1036

内容説明

統計学の本を開いて、思わず閉じてしまったあなた…おそれることはありません。統計を理解するために必要な数学の力は限られています。本書を片手に一つひとつていねいに解いていきましょう。

目次

ウォーミングアップ(社会を数字で捉える―社会調査法と社会統計学;可能性で考える―確率と確率分布)
第1部 記述統計(ばらばらのデータを図表にまとめる―度数分布;分布の特性を数字でつかむ―代表値と散らばり;ふたつの離散変数を同時に扱う―クロス表;関連の強さをどう測る?―属性相関;連続変数同士の関連を分析する(その1)―散布図と相関係数
連続変数同士の関連を分析する(その2)―回帰分析
みえない関係を探る―多重クロス表と偏相関係数)
第2部 推定統計(全体のなかでの位置を把握する―正規分布;一部から全体を推し量る(その1)―標本平均と中心極限定理
一部から全体を推し量る(その2)―母集団の推定
偶然と必然を見分ける―仮説検定
集団間で違いがあるか―集団間の差の検定
関連の真偽を判断する―X2検定と相関係数の検定)

著者等紹介

津島昌寛[ツシママサヒロ]
現職:龍谷大学社会学部教授。専攻は計量犯罪学、社会病理学

山口洋[ヤマグチヨウ]
現職:佛教大学社会学部准教授。専攻は社会学研究法、社会調査論、階層意識

田邊浩[タナベヒロシ]
現職:金沢大学大学院人間社会環境研究科教授。専攻は社会学理論、現代社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とーる

0
「わかる!○○」や「すっきり!○○」のように、文章やレイアウトをやわらかくして、取っつきやすくしたようなものではない。けれど、文章が非常に読みやすく、またステップごとに章立てて解説を行っているので理解しやすい。また、「応用研究」という項目で実際の社会調査の研究で、関心の持ちやすいテーマのものを扱い、その章で学んだことを実際どのように活用すればよいか把握することができるので、興味深く読み進めることができる。2015/05/22

二階堂聖

0
統計学の根本的な考え方&仕組みの解説書。各章の始めに、本書のねらいが書かれていて、理解ははやまる。 が、教科書として使えるようになのか、表現が教科書的で読み物としての楽しみはない。 机上で読む本。 『標本と母集団との間にはつねにズレ(味見と本当の味との違い)があることを想定せねばならない。だが、標本をとる際などに統計学を使うことで、このズレ(誤差error)を確立的にあらかじめ想定の範囲に抑えることがそれなりに可能である。(P11)』2014/10/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8291321
  • ご注意事項

最近チェックした商品