出版社内容情報
水平的秩序における当事者自律、対立する当事者の間の対話と相互理解を基本に、当事者の行動原理、またとりわけ、当事者を支援する専門的援助者の役割、倫理、責任の問題を検討する。
内容説明
グローバル化・市場社会化が進行する現代社会における「法」・「秩序」の変容をどのようにとらえるか。法学を中心とした新しい学際的社会科学の地平を拓く「法動態学」の構想を提起。
目次
対人関係と責任の心理学
法律と社会的ジレンマ―意図性に基づく社会的秩序の自律的形成
公正感と社会的規範
投資行動の消費者心理と民法学“覚書”
紛争解決の技法とはなにか―ナラティヴに埋め込まれた知
紛争処理過程における第三者の役割
紛争過程における当事者の声―自主的解決支援の罠と可能性
消費者紛争処理の法動態学
家事調停の動態学
国際訴訟・国際仲裁と非国家法の適用
著者等紹介
山本顯治[ヤマモトケンジ]
神戸大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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