内容説明
本書の第一部では、小野清一郎の主宰する刑事判例研究会において発表したすべての論稿を収録した。そのすべてが最高裁判所の判例に関するものである。第二部では、主としてこの第二次司法反動時代の最高裁判例について諸雑誌に発表したものを発表年代順に収録している。
目次
第1部 刑事判例研究会(取締法規の不知と犯意;物件検査行為と公務執行妨害罪 ほか)
第2部 雑誌論文(公安条例最高裁判決について;公労法一七条違反の争議行為と刑事免責―国労桧山丸事件 ほか)
第3部 附録(刑事法学と判例研究;小野先生と私)