内容説明
本書は、法学部以外の学生諸君のいわゆる「一般教養科目」のテキストとして書かれたものである。特色としては、何よりもまず予習ができる本を目指したことである。学生諸君が講義に先立って読んで、ある程度まで理解できるであろう内容に止め、プラスαは講義でというわけである。したがって、できる限り平易にということを心がけた。次に、左頁に本文を、そしてその内容に応じた用語解説、判例・学説、資料、参照条文を右頁に、というように使いやすくした。さらに、取りあげる項目についても、さまざまな意見があったが、ともかくも関心を持ちやすいものに絞った。
目次
国家と法
実定法ガイド
裁判制度ガイド
婚姻と離婚
夫婦の経済・財産関係
子どもと法
自己決定権
プライバシーと法
生命倫理と法
死刑制度〔ほか〕