出版社内容情報
中東地域は宗教対立を常に抱えている!? そんな通説に反して、シリアやレバノン、パレスチナに暮らす人々は、多様な宗教や宗派、民族の共存を長らく追求してきた。本書は、オスマン帝国末期から今日にいたるまでの、平等な市民権に基づく政治を構築する取り組みをダイナミックに描き出す。人種や宗教、ジェンダーを乗り越える試みは、アラブだけではなく世界共通の課題なのだ。
【目次】
日本語版への序文
謝辞
序章 宗派を超える枠組み
第I部
第一章 帝国の時代における宗教・宗派的差異
第二章 宗派間暴力のるつぼ
第三章 ジェノサイドの時代における共存
第II部
第四章 植民地下の多元主義
第五章 オスマン帝国崩壊後のアラブ世界における宗派主義と反宗派主義
第六章 宗派を超える枠組みの崩壊
――パレスチナにおけるアラブ人とユダヤ人
終章
訳者解題 『共存の時代』から希望を育む(岡崎弘樹)
原注
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索引



