内容説明
国家安全保障の焦りと傲りとは何か。ツキュディデスから、9.11とイラク戦争までなぜ国際政治に悲劇が生まれるのか、問題解決の生きた理論と政策を探る。
目次
はじめにツキュディデスありき―国際政治の焦りと傲り
アナーキーという秩序
安全保障―パラドキシカルな性格がもつ対応の難しさ
セキュリティ・ディレンマ―安全強化と不安の悪循環
失う恐怖の国際理論―プロスペクト理論
抑止のディレンマと抑止失敗
核戦略と現代の苦悩―NFUとミサイル防衛をめぐる論争
国際危機と危機管理―キューバ危機と一九四一年の日米危機
なぜ同盟は形成され、存続するのか―同盟のディレンマと同盟外交
未来からの教訓―同盟が終わるとき
バランス・オブ・パワー―国際秩序形成と維持の条件
戦争ははぜ起こるのか―政治・外交の失敗が生む悲劇
国際政治お悲劇を避けられるか―国家の倣りとセキュリティ・パラドックス
著者等紹介
土山實男[ツチヤマジツオ]
青山学院大学国際政治経済学部教授(国際政治学・国際安全保障専攻)。1973年、青山学院大学法学部卒業。ジョージ・ワシントン大学大学院よりM.A.、メリーランド州立大学大学院よりPh.D.取得。青山学院大学国際政治経済学部助教授などを経て、93年から同教授。この間、ハーヴァード大学ジョン・M.オーリン戦略研究所客員研究員(1993‐94年)、青山学院大学国際政治経済学部長(2004‐08年)、同大学副学長(2007‐11年)を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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