内容説明
―そして、きみは天才になった。青年が大作曲家へと孵化するには、かけがえのない友と出会い、そして別れねばならなかった。19世紀ヴィーンを背景に、自筆譜や書簡を駆使して描き出される未曾有のドラマ。気鋭の著者、渾身の音楽思想劇!
目次
序章 シューベルトの時代
第1章 共生と孤独
第2章 規範と自由
第3章 教化育成の黄昏
第4章 啓蒙から幻想へ
第5章 憂鬱な詩人と超越の欲望
第6章 未来と過去
著者等紹介
堀朋平[ホリトモヘイ]
1979年生まれ。2002年国立音楽大学音楽学学科卒業。2004年国立音楽大学大学院修士課程音楽研究科修了。2013年東京大学大学院人文社会系研究科後期博士課程修了(文学博士)。日本シェリング協会第10回研究奨励賞受賞。日本学術振興会特別研究員PDを経て、学校法人武蔵野音楽学園大学非常勤講師、国立音楽大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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