内容説明
生命への愛、それは人間に生得のものか。エドワード・O.ウィルソンをはじめ、学際的な視座をもつ20人の研究者による多面的な考察。
目次
第1部 概念の明確化に向けて
第2部 情動と美学
第3部 文化
第4部 象徴体系
第5部 進化
第6部 倫理と政治行動
著者等紹介
ケラート,スティーヴン・R.[ケラート,スティーヴンR.][Kellert,Stephen R.]
イェール大学森林・環境学部教授。学生自然保存団体、野生動物保護団体、クセルクセス協会の理事。自然、とくに動物との関係で人間の価値観と知覚の主題を大々的に調査し、広いテーマで成果を発表している。自然保存生物学会、国際環境保存協会、全米野生動物連盟から受賞
ウィルソン,エドワード・O.[ウィルソン,エドワードO.][Wilson,Edward O.]
ハーヴァード大学理学部教授、昆虫学館館長。研究の関心は、個体群および行動生物学、生物地理学、社会性昆虫研究にある。ピューリッツァ賞(ノンフィクション総合部門)を2回受賞しているほか、全米科学メダル、タイラー生態学賞、スウェーデン王立科学アカデミーのクラフォールド賞など多数受賞
荒木正純[アラキマサズミ]
1946年生まれ。東京教育大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。筑波大学教授を経て、白百合女子大学教授、筑波大学名誉教授。専攻は英米文学批評理論
時実早苗[トキザネサナエ]
1947年生まれ。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学)。現在、千葉大学大学院人文社会科学研究科教授。専攻はアメリカ文学、文学理論
船倉正憲[フナクラマサノリ]
1946年生まれ。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、東京農工大学教授。日本記号学会理事。専攻は記号論、情報論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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