アジア遊学<br> 「唐物」とは何か―舶載品をめぐる文化形成と交流

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「唐物」とは何か―舶載品をめぐる文化形成と交流

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  • サイズ A5判/ページ数 289p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784585325208
  • NDC分類 210.18
  • Cコード C1321

内容説明

奈良から平安、中世や近世にかけて受容されてきた舶載品である「唐物」。その研究は歴史学、美術史、日本文学など、これまで様々な分野で進展してきた。しかし、その内容は多種多様にわたり、共通の理解が異なる分野で必ずしも共有されてきたとはいいがたい。そこで二〇一一年に刊行された『唐物と東アジア』(アジア遊学)の第二弾として、対象地域・時代を広げ、改めて「唐物」の概念の成立や展開、その歴史的・文化史的な意義を多角的な視点から再検証する。唐物の受容や海外交流に関する研究の現状と課題を提示し、唐物研究の新たなステージを拓く画期的な成果。

目次

序言 「唐物」の文化史的意義を問い直す
総論 人・モノ・情報の移動・交流からみた「日本文化」―「唐物」と「国風文化」をめぐる研究の狭間から考える
第1部 唐物の成立と展開(「唐物」の成立;考古学からみた古代から中世の唐物交易の変遷;鎌倉時代の唐物と文化伝播;室町時代政治史からみた唐物;室町仏教と唐物 ほか)
第2部 日本文化のなかの唐物(金属工芸からみた「唐物」;平安漢文学からみた唐物―文具を中心として;泉涌寺における唐物の受容;“唐物”としての「方丈草庵」―維摩詰・王玄策から鴨長明へ;唐物としての書と書物―無学祖元を例に ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナタネ油

3
紙幅が足りないかな、と思う論考もあったが、全体的に事例豊富。『シリーズ 古代史をひらく 国風文化』(岩波書店、2021)は個人的に面白く読んだが、同書への批判もあり。2023/02/11

tnk

0
「日本文学と鸚鵡」が面白い。『枕草子』や「鸚鵡小町」など日本文学上でオウムは人真似をする鳥とされる一方、中国古典では「自身の能力でもって人語を操ると認識」されており、微妙にズレがあるとの指摘。2022/12/13

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