漢字字體史研究

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漢字字體史研究

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  • サイズ A5判/ページ数 407p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585280088
  • NDC分類 821.2
  • Cコード C1081

内容説明

中国周辺民族は古来固有の文字を持たず、漢字漢文を受容してそれぞれの文化を形成して来た。その過程で、漢字の草体化・省画化・増画化或いは漢字の構成原理を応用して、固有文字を生み出して来た。それ故に、漢字の果して来た役割は限りなく大きい。漢字文献の記述において、字体への意識はどのように働いたのか、その規範は如何なるかたちで作り出され、作用したのか。漢字字体の歴史的・地域的変遷や諸文献中の字体異同、実用例と字書記述とを相互に検討することにより、字体のもつ資料的意義を体系化し、対象文献の時代比定や作成背景を探る画期的資料論。

目次

序論 漢字字体史研究―序に代えて
第1部 字体理論と字体変遷モデル
第2部 字体データベース論
第3部 字体資料論
第4部 字体史研究の方法
第5部 字体研究の諸相

著者等紹介

石塚晴通[イシズカハルミチ]
北海道大学名誉教授。専攻は国語学・敦煌学・文字学。漢字字体規範データベース(HNG)編纂委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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