日本人のアジア観の変遷―満鉄調査部から海外進出企業まで

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  • サイズ A5判/ページ数 201p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585220329
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C1020

内容説明

戦前からバブル崩壊に至るまで私たちはアジア世界をどのように見てきたのか。日清・日露戦争以来の「伝統的アジア学」と太平洋戦争期の「新アジア学」の相克と変遷をだとり、戦後の企業の海外展開と国際化のなかで変化していった日本人の対アジア意識を探る。

目次

第1章 日本のアジア研究の二つの潮流
第2章 大上末廣・宮崎正義のアジア認識
第3章 板垣與一のアジア認識
第4章 日本企業の戦後東南アジア観
第5章 バブル経済と日本人のアジア認識の変化
第6章 漫画にみる日本企業のアジア観
第7章 満洲国イメージの変遷―戦後の歴史のなかで
終章 アジア観の行方

著者等紹介

小林英夫[コバヤシヒデオ]
早稲田大学アジア太平洋研究センター教授。1943年東京生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。専攻は日本近現代史、植民地史、アジア経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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