ライブラリーぶっくす<br> 司書のお仕事―お探しの本は何ですか?

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司書のお仕事―お探しの本は何ですか?

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784585200611
  • NDC分類 013.1
  • Cコード C0000

出版社内容情報

大学の司書課程を新たに受講する人は、毎年1万人ほどいると言われている。しかし、そこで使われている教科書の内容や授業で講義され味岡市立図書館に、新人司書として採用された稲嶺双葉(いなみねふたば)。
そこで待っていたのは、蔵書目録の作成や、本の受け入れ作業、イベント企画……と、次々に押し寄せてくる「司書のお仕事」だった。
双葉は、先輩司書の花崎智香(はなさきともか)や、山下麻美(やましたあさみ)の助言を受けながら、一人前の司書として成長していくことになる。

はじめに

第1章 NDC分類の悪戯
 コラム◎図書館員と司書
 コラム◎司書のお仕事
 コラム◎NDC分類

第2章 謎解きは選書の前に
 コラム◎YA(ヤングアダルト)書籍
 コラム◎図書館のイベント企画

第3章 初恋レファレンス
 コラム◎レファレンス・サービス
 コラム◎学校図書館と公共図書館

おわりに

大橋崇行[オオハシ タカユキ]
著・文・その他

小曽川真貴[コソガワ マキ]
監修

内容説明

新人司書さん奮闘記。今日もお仕事、お仕事…読めばわかる、司書の世界(ウラガワ)。

目次

第1章 NDC分類の悪戯
第2章 謎解きは選書の前に
第3章 初恋レファレンス

著者等紹介

大橋崇行[オオハシタカユキ]
1978年生まれ。作家、文芸評論家、東海学園大学人文学部准教授。上智大学文学部国文学科、上智大学大学院文学研究科国文学専攻博士前期課程を経て、総合研究大学院大学文化科学研究科日本文学研究専攻博士後期課程修了。博士(文学)。平成25年度全国大学国語国文学会「文学・語学」賞

小曽川真貴[コソガワマキ]
犬山市立図書館司書・日本図書館協会協会認定司書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

243
恋バナ小説の形をとりながら、読んでいるうちに「司書」の仕事が具体的にわかる。新しいタイプ(?)の本だった。欄外やコラムの豆知識も充実。私の周囲にもたくさんいる司書の、アルアル話が散りばめられていて面白かった。図書をあるべき棚に正確に並べる「分類マニア」。調べることがあると、解決するまで気になって仕方がない「集中・執着派」…などなど。「図書館は『良い本』や『読むべき本』を置くところではなく、『できる限りいろんな種類の本』を置くところ」という登場人物の言葉に、大いに共感。2020/02/16

寂しがり屋の狼さん

88
司書のお仕事や図書館の事がよく解るお仕事小説(’-’*)♪図書館のカウンターに居る司書さんは図書館運営会社から派遣されているとかカウンター業務では利用者が話しかけやすいようにわざと暇そうにしているとか…物語そのものも楽しめますが図書館や司書のお仕事について詳しく描かれているので勉強になります。さらに細かな説明をコラムとして別枠に書いてあるので図書館を多く利用する方や司書について興味のあるかたには、お薦めです(*^^*)二巻も借りたので読まなきゃ!2020/12/24

ででんでん

86
スカベンジャー・ハントがおもしろそう‼自分の今の仕事は非常勤なので、最初から公務員として図書館に採用されている主人公がちょっとうらやましい…でも、主人公の年の頃、図書館司書という仕事が全く私の視野になかったからしかたがないか。本書にも図書館運営会社から限定された業務契約で派遣されている裕美が登場する。共通する部分もあるし、自分のやっている仕事の範囲が広いので、違う面も。書類仕事に追われると、カウンターに出たくなるという智香の気持ちはよくわかる。「司書はグループで活動するべき」~その通りだと思った。2018/09/13

☆よいこ

69
これはいいお仕事小説。中学生にはちょっと専門的すぎかな高校生向け。[第1章 NDC分類の悪戯]古書の書誌データ、目録作成。古い本に挟まれていた一枚の封筒。誰が誰に宛てたメッセージなのか探る。[第2章 謎解きは選書の前に]BLやラノベの選書について。スカベンジャー・ハントのイベント開催。[第3章 初恋レファレンス]地元資料のレファレンス。私立高校の蔵書データを電子化する相談。▽面白かった。実際には地味な肉体労働メインだとは分かっているけど、司書の仕事の楽しいところをお話にしてあるのはいい。2018/09/20

本詠み人

62
公共図書館の新人司書となった主人公 双葉が、日々の業務の中で色々なことを経験し成長する物語。具体的でリアルななコラムを挟んでくれることで、図書館司書の仕事とはどんなことがあるのか、分かりやすく教えてくれる。それもそのはず、著者は大学で司書課程の教鞭をとっておられる先生です。知らないことも沢山あり、現場で先輩から教えて貰えないことをこの著書から学ぶ。あぁぁ...私にもこんな風に助言してくれる先輩司書がいたらなぁ😩2025/04/30

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