現代語で読む歴史文学<br> 保元物語

現代語で読む歴史文学
保元物語

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784585070689
  • NDC分類 913.432
  • Cコード C1091

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みじんこ

5
保元の乱を題材にした軍記物。為朝の弓術は神業と言っていい。結局は負けてしまうが、彼一人だけは勝っているように思える。物語が後半に進めば敗者である崇徳院方の悲惨な末路が描かれる。貴族や武士など様々な階層の親子、兄弟が敵味方に分かれて戦うというだけでも悲しいことである。そもそも本当に崇徳院は実は白河法皇の子であったのか、という点は疑問である。『雨月物語』の「白峰」や『椿説弓張月』など崇徳院や為朝を扱った近世の作品も合わせて読むと面白い。巻末の解説は時代背景や諸本について触れられており、作品理解に役立つ。2015/07/08

アクア

3
やっと読了。時折よく分からない所がありましたがそこは大河ドラマで脳内補完ということで。それにしても為朝さんは尋常じゃないっすw2012/07/05

石ころ

1
授業で取り扱うので、とりあえず清盛が残念に描かれているなー2014/04/09

kino

0
ややこしや… 為朝豪快。作者が鳥羽院大好きっぽいとこにクスっとくる。2012/12/24

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