朝鮮近代の知日派作家、苦闘の軌跡―廉想渉(ヨムサンソプ)、張赫宙(チャンヒョクチュ)とその文学

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朝鮮近代の知日派作家、苦闘の軌跡―廉想渉(ヨムサンソプ)、張赫宙(チャンヒョクチュ)とその文学

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  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784585054023
  • NDC分類 929.13

内容説明

他国の支配下において、自国の文学とは、言語とは何なのか。一九三〇年を前後する十数年、植民地下の朝鮮で、母国語のみで書き続けた作家・廉想渉と、朝鮮語と日本語の二言語で書き分けた作家・張赫宙とを対比しつつ、植民地期の知日派作家の苦悩と、その文学の姿について洞察する。

目次

序論 廉想渉と張赫宙―朝鮮近代作家の二つの“生”と文学
第1編 廉想渉とその文学(廉想渉の中篇「万歳前」小考;「万歳前」の人物形象と人間認識;1920年代廉想渉小説と日本―再来日前後の4篇を中心に;1930年前後の長篇小説に見える日本;1930年代中盤の長篇小説考―1932~36年を中心に)
第2編 二言語創作作家とその文学(李石薫(牧洋)作品考―二言語創作の一典型
張赫宙の朝鮮語作品考
張赫宙の日本語長篇「嗚呼朝鮮」をめぐって)

著者紹介

白川豊[シラカワユタカ]
1950年香川県生まれ。1975年東京大学文学部卒業。1979年韓国留学(東国大学校大学院国文科博士課程修了、1990年、文学博士)。1985年~九州大学文学部助手。1989年~九州国際大学専任講師、助教授等。1994年~九州産業大学国際文化学部(アジア文化コース)教授(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

他国の支配下において、文学とは、言語とは何なのか。1930年前後、植民地化の朝鮮で、母国語のみで書き続けた作家と、朝鮮語と日本語という二言語で書き分けた作家とを比較することで、植民地期文学の姿を把握する。