昭和天皇の学ばれた教育勅語

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  • サイズ B40判/ページ数 211,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784585053606
  • NDC分類 155
  • Cコード C0221

内容説明

近代日本の目覚しい発展は、明治天皇の御聖徳によるところが、きわめて大きい。本書は、その明治大帝が渙発され、みずから率先重範に努められた「教育勅語」を、満十三歳の少年皇太子のために杉浦重剛翁がわかりやすく説いた御進講の記録全文。「類い稀な二十世紀の名君」昭和天皇の道徳心を培ったテキストの読みやすい普及版。

目次

「教育勅語」原本
「教育勅語」全文
「教育勅語」に学ぶ「たいせつなこと」
「教育勅語」御進講(第1回(朕~徳)
第2回(忠・孝) ほか)
解説 杉浦重剛と「教育勅語」の御進講

著者等紹介

杉浦重剛[スギウラシゲタケ]
安政2年(1855)近江国膳所藩生まれ。大学南校(理学)卒業後、明治9年(1876)から英国留学。同15年東大予備門長。同18年、同志と東京英語学校(のち日本中学校)設立。同23年、衆議院議員(翌年辞退)。同25年から没年(1924)まで日本中学校校長。大正3年から同10年まで東宮御学問所御用掛(倫理担当)。同13年2月、満68歳で逝去

所功[トコロイサオ]
昭和16年(1941)岐阜県生まれ。名古屋大学大学院修士課程卒。皇學館大学助教授、文部省教科書調査官を経て、昭和56年度から京都産業大学教授。法学博士(慶応大学、日本法政文化史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mitei

64
教育勅語の現代語訳がわかりやすかった。あと解説が良かった。2013/03/15

双海(ふたみ)

12
東宮御学問所御用掛:杉浦重剛による全11回の「教育勅語」御進講。さまざまな具体例が引かれており、読み物としても大変興味深い。文語体の歯切れの良さを改めて実感した。2014/01/12

isao_key

7
年の初めに教育勅語を読む。「教育に関する勅語」は明治天皇が1890年に山縣有朋内閣総理大臣、芳川顕正文部大臣に対して与えた勅語で、修身、道徳教育の根本規範とされてきた。朝鮮、台湾、パラオにおいても教育勅語は実践されていた。またタイにおいてもチュラーロンコーン王が日本の教育勅語についての報告を受け、これを下地にタイ版教育勅語の草案を作成するが、逝去されたため実現はされなかった。本書は東宮御学問所御用掛杉浦重剛が皇太子時代の昭和天皇に大正3年から9年まで御進講した「倫理」の「教育勅語」11回分の講義録である。2016/01/02

mattu

3
890年(明治23年)10月30日に、明治天皇の名で発表された勅語です。それから100年以上たった今でも色褪せることなく学びになる三一五文字の勅語。 今、日本人が忘れかけている大切な12の教えが込められています。現代文ではないので、読みにくい部分もあります。教育勅語を通じ、本当に大事なものを考えさせられます。日本人であるのなら一読し、教育勅語の精神、日本の精神に触れていただきたいです。 2012/04/23

ひろつそ

2
良いこと書いてるなあ。と云ふか、自分の日頃の行いが拙くて申し訳なくなる。2013/05/16

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