出版社内容情報
《内容》 新生児医療の進歩により、超および極早産児の死亡率が減少した。それにともない脳障害の有無の診断、予後の判定が重要となった。脳波は、とくに新生児において脳の機能を非侵襲的にベッドサイドで容易に検査できる有用な検査法である。
本書は、世界における新生児脳波のこれまでの知見をまとめ、著者の長年の脳波研究の成果を踏まえて脳波判読に必要な基本を解説した絶好の書である。
《目次》
第1章 新生児の状態
第2章 新生児脳波の記録方法
第3章 睡眠周期の発達
第4章 脳波の正常発達
第5章 正期産児における背景脳波の異常
第6章 早産児における背景脳波の異常
第7章 新生児脳波からみた乳児期の脳波発達
第8章 突発性異常
第9章 睡眠の異常
第10章 各種疾患における脳波
第11章 誘発電位