内容説明
バイト先の店長の執拗な行為に、女子高生・真子は反撃を決意するのだが、それが、すべての悲劇の始まりだった。壊れた愛情が狂気の連鎖を生む、戦慄のサスペンス。U‐30大賞受賞作のリニューアル改訂版。
著者等紹介
田中宏昌[タナカヒロマサ]
1974年11月28日生まれ。東京都町田市出身。法政大学法学部卒業。2002年、「想子は1/2死んでいる」でデビュー。2003年、小学館パレットノベル大賞期待賞受賞。2004年、『17歳のモンスター』で第5回U‐30大賞受賞。クリエイターネットワーク「CREATOR’S CAFE」に所属し、ライターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
咲
2
怖かったのは個人的にストーカーされている時だけ。それでも楽しめたんだけれど、最後が私のなかではありえなさすぎてがっくり。
紫木蓮
2
☆こわいこわいこわい~~!ストーカーが進化していく過程が怖すぎる!小説だから最後は無事丸く収まったけど、現実だと…。。。一番強いのは佐知だなぁ、おバカでも大切なことはわかってる。元凶の五明に罰が当たって欲しい。。。2011/02/03
やぶやぶ
1
★22013/08/01
R
1
清純な17歳の女の子がモンスター化していく様を生き生きと描いた作品でした。出てくる登場人物がみんな中途半端で、女なれしてない店長の女遊び、カウンセラーの卵のなんちゃってカウンセリング、清純な女子高生の猟奇、そんなことが折り重なって、酷く滑稽な事件を引き起こしたと、そんな内容で、読みやすく、理屈ではなく読むにまかせて進めていくととても楽しい小説でした。2012/10/11
あいはら
1
怖かった…。真子がかわいそう。2013/04/24