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精神科医からのメッセージ
人はなぜ自殺するのか―心理学的剖検調査から見えてくるもの

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784585052852
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0047

内容説明

いま、自殺者の90%近くが、うつ病、統合失調症など、自殺時に精神障害の診断がつく状態である。その一方で、純粋に心理的な要因で起こる自殺もある。先天的あるいは後天的な生物学的メカニズムとの関連も解明されなければならない。詳細な実地調査に基づいて、多元的な要因をもつ自殺という複雑な現象に光を当て、その実態と予防策を探る。

目次

旅の始まり
自殺と精神障害の関係
心理学的剖検―世界初の地域調査
日本の自殺―一九九五年まで
東京での心理学的剖検調査―「実行」編
日本での心理学的剖検調査実施を考える
遺族の悲嘆反応―追跡調査の結果
日本の自殺と精神障害の関係―東京調査の結果
精神障害が自殺にどのように関与するのか―解離仮説の提唱と検証
自殺の生物学
現代日本の自殺―一九九八年の自殺激増以降
人はなぜ自殺するのか

著者等紹介

張賢徳[チョウヨシノリ]
現職、帝京大学医学部附属溝口病院精神神経科科長・助教授。1965年大阪にて出生。1991年東京大学医学部卒業後、帝京大学医学部附属市原病院・本院にて臨床研修に従事。1997年英国ケンブリッジ大学臨床医学系精神医学博士号取得。1997~99年帝京大学市原病院精神神経科講師。1999~2004年帝京大学溝口病院精神神経科科長・講師。2004年~現職。専門は精神医学と自殺学で、自殺と精神障害の関係について研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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