感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
43
極寒の地での冒険小説はマクリーンお得意のシチュエーションであり、我々が想像できない世界で目の当たりにする最悪のケースを実に見事に物語に溶け込ませ、それらの危難に立ち向かう乗組員と主人公を極限状態の中でも諦めることの知らない漢たちの姿を読者の心に刻み込んでいく。そんな状況下、一歩間違えば死の状況に幾度も遭い、満身創痍の状態になりながら軽口を叩いて眼前の危難を乗り越えていく。さらには本書には連続殺人を犯す犯人探しの興趣さえも盛り込まれている。私が期待していた「これぞ、マクリーン!」と快哉を挙げたくなる作品だ。2015/04/23
スー
12
21北極にある気象観測基地ゼブラで火災発生とSOS信号を受信、米原子力潜水艦ドルフィンが調査と救援の為に出航!しかしゼブラ基地はただの気象観測拠点ではなかったゼブラには秘密があり何も知らず派遣されたドルフィンの艦長以下乗組員は何者かの妨害工作で沈没寸前の危機に追い込まれる、ゼブラの秘密とは?ゼブラを燃やし数名の隊員を殺害した犯人は誰か?何が目的か?前半は少々退屈でしたが主人公が艦長に協力を仰ぐあたりから面白くなり最後の犯人特定までは一気読みでした。やっぱり潜水艦物はハラハラしますね2025/12/11
雅
2
冒険。パニック。ミステリー。楽しめた2017/02/27
孤灯書屋
1
⭐️⭐️⭐️2022/03/06
kanamori
0
☆☆☆2012/10/01




