社会科学の哲学入門

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社会科学の哲学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 225p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784326102969
  • NDC分類 301.6
  • Cコード C3010

出版社内容情報

社会科学はいかなる「科学」か? 科学哲学の観点からその営みの根本へとガイドする。哲学と社会科学を学ぶ全ての人のための入門書。

社会現象をどう捉える? 社会科学は普遍的といえるか? 研究者の価値観をどう取り除く? 社会科学は自然科学に還元されるのか? 社会科学の哲学とは、こうした社会科学に関する様々な問題を哲学的に問う科学哲学の一分野である。6つの問いを出発点に、基本用語と対立軸を丁寧に解説する、初学者のための待望のガイドブック。

内容説明

6つの問いを出発点に、基本用語と対立軸を丁寧にガイドする。待望の「社会科学の哲学」入門書!

目次

序章 社会科学の哲学を学ぶとはどういうことか
第1章 社会科学は社会現象をどのように捉えようとするのか
第2章 社会科学の方法と目的はどのようなものか
第3章 社会科学の理論は何のためにあるのか
第4章 社会科学はものの見方の一つにすぎないのか
第5章 社会科学において認識と価値はどのような関係にあるのか
第6章 社会科学と自然科学の関係はどのようなものか
終章 この本はどこにたどり着いたのか

著者等紹介

吉田敬[ヨシダケイ]
1972年神奈川県生まれ。2005年カナダ・ヨーク大学大学院哲学専攻博士課程修了。Ph.D.。現在、早稲田大学社会科学総合学術院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ex libris 毒餃子

14
科学哲学の視点から社会科学を見つめた本。経済学部出身なので学びなおしになりました。2022/09/26

月をみるもの

14
たぶん本当は「社会科学の科学哲学」という題名こそがふさわしいんだけど、そもそも論として「社会科学なんて『科学』じゃないんだから『科学』哲学の対象にならんやろ」ということで後半の『科学』はカットされたんかな。だったら、いっそのこと「社会科学は本当に科学なのか?」とした方がストレートなんだけど、この本はあくまで「入門(=教科書)」なので、そこまでは踏み込まない。価値中立(自由)というキラキラのお題目と、教科書(著者の信じる特定の価値の押し付けのための本)という形態の根本的な矛盾を隠蔽していないのは好感度高い。2021/12/30

yuno

8
社会科学の方法論をメタ的に検証する。対立する学説を比較検討し、それらを止揚するような最新の学説を紹介するパターンが多い。個人的に惹かれたテーマは、第1章の方法論的個人主義と方法論的集団主義の対立から制度的個人主義へ、というもの。恥ずかしながら、後ろの方は難解で理解が深まらなかった。自然科学への還元という問題が概ね通底していると思うが、経済学に物理学や生物学(進化ゲーム)の概念がすでに大量に取り入れられていることを考えれば、自然科学のアナロジーでどこまで語ってよいか、という問題提起の方が有用である気もする。2021/09/09

Aby

7
「社会科学の科学哲学」入門.自然科学の科学哲学は定番の科目になっているが,社会科学の科学哲学は講義としても見かけない.その入門書.想像以上に幅広かった.不勉強でよくわからない所も多かったので,日にちを置いて,読み直したい.2022/07/14

無重力蜜柑

7
主に自然科学を対象としがちな科学哲学を社会科学(人類学、心理学、歴史学、経済学、政治学、社会学)に応用する「社会科学の哲学」の入門書。たしかにこういう分野があっても良さそうなのに、今まで日本語で読めるまとまった本が無かったのは驚き。テーマ自体は興味深いと思うものの、用語、人名、立場、議論を羅列する学部一年の教養科目教科書的なスタイルであり、論点を並べるだけでほぼ掘り下げないのが残念だった。まあ著者もそれは意識して書いているので文句を言っても仕方ないが。これを機にもっとこの分野が日本で流行れば良いと思う。2021/10/01

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