三島由紀夫論集〈3〉世界の中の三島由紀夫

  • ポイントキャンペーン

三島由紀夫論集〈3〉世界の中の三島由紀夫

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784585040439
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C3091

内容説明

海外の研究者も参加し、海外での三島由紀夫の評価、研究、受容の実態を明らかにする。

目次

三島由紀夫とヴァレリー
ラディゲの役割―三島由紀夫が古典主義的美学を身につけていく過程において
ニーチェ、バタイユ、ハイデガー
マン、ワグナー
『アポロの杯』の旅の文法
殉教の愉悦―聖セバスティアヌス、レーニ、三島
ギリシャとインドの間で―文化的巡礼者としての三島
見えざる「深層」「構造」に命じられて生死した文学―三島由紀夫文学の「根源」あるいは「原型」
三島由紀夫あるいは女の復讐
三島由紀夫に於けるファシズム文学の問題〔ほか〕

著者等紹介

松本徹[マツモトトオル]
武蔵野女子大学教授。著書に『三島由紀夫論』、『徳田秋声』、『奇蹟への回路』、『袈裟の首』など、編著に『年表作家読本三島由紀夫』がある

井上隆史[イノウエタカシ]
白百合女子大学助教授。専門は日本近代文学。著書に『詩う作家たち』(共著)、『日本文学研究論文集成三島由紀夫』(共著)、『フロイト&ラカン事典』(共訳)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。