内容説明
高校教師・円地槇子はPTA会長の佐原周造に強姦され、凌辱の快感に目覚めさせられる。秘密部屋「阿房宮」で父親と担任教師との過激な情事を覗き見た息子の雄一は、父親に自分の女で高2の眉子とのスワップを提案する。教え子に犯された槇子は鬼畜父子の性奴隷に堕ちて行く。一方、槇子の婚約者・工藤丈士は槇子の不審な態度に、親友でヨガ教師の唐沢竜也に助けを求めるが、竜也の嗜虐的な女体篭絡術に感化され、槇子を責め嬲って問い詰める。真実を知った二人は、佐藤一家への復讐を誓う。生贄は芙美子夫人と娘のめぐみ…巨匠執着の問題作完結!!
著者等紹介
千草忠夫[チグサタダオ]
『奇譚クラブ』の読者懸賞小説に応募し、1960年に「雌雄」で鮮烈なデビューを飾る。「千百蘭」の名でイラストも描いた。35年間の執筆活動で中短編(二〇〇枚未満)330、長編120以上という旺盛な執筆活動を展開。1995年1月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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