内容説明
イラン国境で行なわれている麻薬売買の実態とは!?紛争頻発国インドネシアはどこまでアブナイか?パキスタンの三等車で味わった不条理な世界とは?ネパールの呪術師のもうひとつの役割とは?噂の「公開処刑」はサウジアラビアで本当に実行されているのか?日本では知られていないアルメニアの悲劇とは?…1966年以来、世界200カ国以上を旅している著者による本当のアジアの話。ここでしか読めないウラネタ満載。
目次
1章 ちょっとアブナイ!?アジア旅のルート(内戦レバノンへの“無謀な”突入記;ヒンズー教徒、“死”への航海に旅立つ!! ほか)
2章 アジアの常識、日本の非常識(チベットで風呂に入らない“合理的”な理由;一日わずか2~3キロ!!チベットの五体投地 ほか)
3章 歩いてわかったアジアのウラ事情(アンコールの近くに眠るもうひとつの「巨大遺跡」;超マイペース!独自の文化を守るブータンの魅力 ほか)
4章 アジアがくれた絶品の風景(死んでもいいからもう一度!?ヒマラヤ幻想旅行;偶然がもたらしてくれたルソン島、満月の奇跡の夜 ほか)
著者等紹介
荻野洋一[オギノヨウイチ]
1943年北海道生まれ。中央大学法学部卒。大学在学中に2年連続して学生将棋の名人となり、将棋の「武者修業」で日本中を旅したことがきっかけとなり、旅にのめり込む。それ以降、旅の範囲は世界中へと広がり、1966年以来、2001年3月末までに訪れた国は日本を含め230ヵ国。現在も、世界のすべての国と地域(約250ヵ国)へ行くというギネスブックの世界記録にも挑戦中。ちなみにまだ訪れていないのは北朝鮮、東ティモール、南極、ソマリア、セントヘレナ島などである。日本人のバックパッカーやヒッチハイカーの先駆者的存在である。「旅人(たびにん)」編集人。主な著書に『世界地図がよくわかる本』(東京書籍)『世界の常識・非常識』(河出書房新社)などがある
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