感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおた
12
表紙から「夜の蛙」ムードがむんむんに漂ってくる。いろいろな色・模様の蛙たちがカメラ目線だったり、自由な格好で撮られているが、すべて日本の蛙なのに驚き。ちょっと野外で写真を撮ったことがある人なら、真っ暗な中、これほど鮮やかな色を、しかもデジタルがない時代に出すことが相当難しいと分かるはず（奥付には使用機材も明記）。苔とちがって動くから一層大変だろう。とはいえ本書は1997年発行で、撮影された場所に訪れても同じ蛙たちに会えるとは限らないかもしれないな……。2018/04/20
