内容説明
「飛ぶ鳥跡を濁さず」「偶然落ち合う」「汚名を挽回」「高見の見物」は間違い?「司会という華々しい役を頂だいし」と挨拶し、「とてもアカデミックですね」と相手を誉め、「レポートもいよいよ最後の追い込み」と説明し、「願わくば、かかわり合いになりたくない」ともらすのはおかしい!?―日常会話にひそむヘンな日本語を満載!この本で正しく覚えて、うっかりミスをしている人々を笑ってやろう。
目次
1 そのひと言が命とり―なんかおかしい「慣用句・成句」(博識ぶったのはいいけれど…;上司のカゲ口で恥をかくな! ほか)
2 これじゃ相手も怒りだす―ちょっと困った「敬語・スピーチ」(新入社員の評価はここで決まる;これでは赤面する、客との会話 ほか)
3 カン違いで笑われる―つい、うっかりの「漢字・熟語」(どっちが正しいかでカンカンガクガク;経理課失格のヘンな日本語 ほか)
4 知ったかぶりで恥さらし―近ごろ気になる「新語・造語」(“ガッツがある”って一体ナニ?;本物の英語はどれ? ほか)