内容説明
航空特攻、水中特攻、大和特攻。「特攻」作戦の極致がここにある。360枚、新発見写真多数の決定版。米軍撮影の鮮明、迫力、臨床感あふれる写真。攻撃記録、隊員名簿により特攻の現場と戦果、偉勲がすべて解明。
目次
フィリピン中部・サマール島沖特攻戦果
ルソン島沖特攻戦果
レイテ湾特攻戦果
ルソン島東海岸の特攻戦果
オルモック湾特攻戦果
ミンドロ方面特攻戦果
リンガ湾方面特攻戦果
台湾方面特攻戦果
硫黄島方面特攻戦果
ウルシー方面特攻戦果
九州南東方面特攻戦果
沖縄周辺特攻戦果
水中特攻、「大和」特攻
資料が語る特攻
著者等紹介
原勝洋[ハラカツヒロ]
1942年4月、静岡県生まれ、法政大学法学部卒業。『高松宮日記』(中央公論社)の編纂に関する調査に従事、『文藝春秋』昭和55年5月号掲載の「暗号名ウルトラ 山本長官機を撃墜す」は、英訳され現在米国立公文書館2所蔵の米軍極秘史料「Yamamoto shootdown」ファイルに収録されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
№9
22
写真、切り取られ止まったままの時間……、その向こうには想像を絶する、言葉では表すことのできない止めることなどできない、流れていく時間があるのに……、聞こえてくるのは耳鳴りのような静けさだけ、見えているのは平坦な2次元の紙の上でユラユラ揺らめいている幻惑、だけ。ただひたすらページをめくる、ただひたすらページをめくっていく……、そして放心したかのように本を閉じる。2013/06/16
ようこ
6
資料を探していて読んでいたら富安陽子さんの盆まねきのしゅんすけおじさんらしい人の機影を発見。厳粛な気持ちになる。日本が追い込まれこのような作戦をすることになっていくのは狂気ではなどという現代とは関係のないような言葉で表現することはしたくない気持ちになる2012/05/19
ひろただでござる
1
語るどんな言葉も不適に思えるほど。2015/05/26
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- 和書
- プロが教える実家の片づけ