出版社内容情報
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さあ、これから弱音をはく練習をしましょう。
そんな練習は要らないって?
まあ、そうおっしゃらずに。
あんがい難しいんですよ、これが。弱音をはくっていうのはね。
自分がどう弱っているのか。どんな苦しみを抱えているのか。
人に話してみて、初めて分かることもあるんですよ。
(本書「はじめに」より)
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お金、仕事、性愛にまつわる公で語られることのない苦悩や困難を、
人はいかにして癒し癒され、支え合うことができるのか。
「もうこれ以上は無理」
「死にたい」
日常茶飯事にSNS上で呟かれるメッセージ。
そこにある真実の物語。
異端の牧師が語る「生き抜く知恵」。
内容説明
「もうこれ以上は無理です…」この一言を、親しい人にさえ伝えることができない。そんな人は、「弱音をはく練習」をしたらいいのかも。息を思いっきりはけば、大きな息を吸い込める。思いっきり弱音をはけば、新しくて爽やかなものを吸い込める。じゃあ誰に、どこで、いつ、どんなことを語ればいいのか?弱音を分かちあいましょう、この本で。自分の弱さを表せる人は、他人の弱さにもやさしくなれるから。
目次
序章 弱音をはく練習
第1章 自分で自分を追いつめないために
第2章 生きづらさの正体を知るために
第3章 嫉妬心で苦しまないために
第4章 人間関係を結び直すために
第5章 憎しみに支配されないために
第6章 性的な悩みに苦しまないために
第7章 理不尽な社会を生きるために
第8章 孤独な自分を見捨てないために
第9章 他人と痛みを分かちあうために
終章 弱音をはきながら生きる
著者等紹介
沼田和也[ヌマタカズヤ]
日本基督教団王子北教会牧師。1972年、兵庫県神戸市生まれ。高校を中退、引きこもる。その後、大検を経て受験浪人中、1995年、灘区にて阪神淡路大震災に遭遇。かろうじて入った大学も中退、再び引きこもるなどの紆余曲折を経た1998年、関西学院大学神学部に入学。2004年、同大学院神学研究科博士課程前期課程修了。そして伝道者の道へ。しかし2015年の初夏、職場でトラブルを起こし、精神科病院の閉鎖病棟に入院する。現在は東京都の小さな教会(日本基督教団王子北教会)で再び牧師をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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