内容説明
「自分の感受性くらい自分で守ればかものよ」―茨木のり子(2月17日没)、「私の墓は、私の言葉であれば十分です」―寺山修司(5月4日没)、「大橋さん、オレやっぱり映画のほうがいいや」―石原裕次郎(7月17日没)、「負ける人がいなかったら勝者は生まれない」―山口瞳(8月30日没)、「美味しいものが分からない奴は想像力が欠如している」―黒澤明(9月6日没)、「その時分には私は何になっていましょう。石にでもなっていましょうか」―樋口一葉(11月23日没)。その日に亡くなった古今東西の有名人を一人選び、遺した言葉や、一生を象徴する言葉を一つずつ選んで、それに解説をつけて1月1日から12月31日まで並べた。巨泉が選んだ故人の名言。
著者等紹介
大橋巨泉[オオハシキョセン]
1934年、東京生まれ。タレント。早稲田大学政治経済学部新聞学科に入学するが中退。高校時代からアテネ・フランセに学び、英語科卒業後、ジャズ評論家、放送作家になる。65年、「11PM」(NTV)で司会者として活躍。「クイズ・ダービー」(TBS)、「世界まるごとHOWマッチ」など高視聴率番組を手がける日本一の司会者になる。1990年、56歳の時に「セミ・リタイア」宣言。一年をオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、日本と、太陽を求めて移動する生活を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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