内容説明
生きていくうえで、他人の協力が必要なのはいうまでもない。本書は、「他人の協力をどのようにして獲得するか」に中心をおいて、そのために必要となるコミュニケーションの技術を説いたものである。
目次
第1章 あいさつと、聞く技術(「おはよう」と「ありがとう」は、最強のあいさつ言葉;第一印象で高得点を得る ほか)
第2章 自発意思をうながす説得の極意(相手の心理をプラスに変える;損だと思ってもYESと言わせる ほか)
第3章 人の心を動かすコミュニケーション術(NOの強さを和らげる―逆説得の「断り方」1;YES・NOをはっきりさせる―逆説得の「断り方」2 ほか)
第4章 好感度をアップさせる謝り方(きちんと謝罪すれば信用をとりもどせる;いさぎよく謝るとき、毅然と反論すべきとき ほか)
第5章 人を育てるコミュニケーション術(水平のコミュニケーションを心がける;双方向のコミュニケーションを活かす ほか)
著者等紹介
福田健[フクダタケシ]
1961年、中央大学法学部卒業後、大和運輸(ヤマト運輸)に入社。83年、(株)話し方研究所を設立、所長を経て、現在、会長を務める。これからの時代のコミュニケーションのとり方について、研究・指導にあたる。特に民間企業、官公庁での講座・講演活動を多く展開し、話し方研究所主催のセミナーでも直接指導にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひお
2
目新しい技術はない。ただ、相手に誠意をもって接する事が出来る人ならばみんなやってること。でも、それが出来ないからコミュニケーション不全なわけで・・・。むぅ・・・。2010/02/19
シラヌイ
1
割とこの手の本をたくさん読んだせいか、目新しいことはとくになし。著者は50歳近いせいか、ちょっと表現とか言い回しが定型的な感じで、若干カチンときた。ありがとうという言葉は潤滑油うんぬんという項目のところで、“女性社員からお茶を入れてもらったときに「ありがとう」”…えーっ!!いまどきお茶くみは女性が当たり前って会社を礼にしなくても。文章って、その人の頭や意識のカタさが自然と出ますよね。2009/11/08
w
0
説得の話法。2010/08/22